京都の祭りといえば祇園祭、見どころとおすすめの宿

出典：https://ja.wikipedia.org/w/index.php?curid=3030992

祇園祭のご紹介

私たち日本人のを脈々と受け継ぐ古都、京都。祭り、とは私たち日本人の文化と知恵の集大成ではないでしょうか。そして京都の祭りといえば祇園祭を思い浮かべる方も多くいらっしゃると思います。

しかし、有名ではあるけれども、行ったことがなかったり、詳しい内容を知らない方のために京都祇園祭について詳しくご紹介したいと思います。

京都祇園祭は京都の中でも伝統あるお祭りで、現在では京都市全体の祭りとして執り行われており、日本三大祭に数えられています。毎年7月1日から7月31日までの1ヵ月間行われる長期のお祭りで、京都の夏の風物詩としても有名です。

見どころは17日と24日に行われる山鉾巡行です。17日が前祭と呼ばれ、山鉾巡行と神幸祭が行われます。24日は後祭と呼ばれ、山鉾巡行と還幸祭が行われます。

この山鉾巡行は「京都祇園祭の山鉾行事」としても有名で、日本の重要無形民俗文化財や国連のユネスコ無形文化遺産にも登録されています。

京都祇園祭の名前は、京都市東山区の八坂神社が祇園社と呼ばれていたことに由来します。その歴史は古く、863年に疫病が流行したことに端を発しているようです。

この時に死者の怨霊などを鎮めるために祭りを行うのですが、その後も疫病の流行が続きます。そこで869年に、仏教の聖地とされる祇園精舎の守護神・祇園社の祭神である牛頭天王を祀り、矛や神輿を用い御霊会を行いました。この御霊会こそが、京都祇園祭の起源とされています。

そのため、京都祇園祭は明治までは祇園御霊会とも呼ばれていました。御霊会と名の付いていただけあって、実際のお祭りの様子は霊が降りてきそうな、神秘的な雰囲気があります。

京都の風情のある街並みと相俟って、時代を超えたような、古き良き京都の一面を見せてくれるでしょう。

また夜に出歩けば、街灯や人の行き交い・祭り囃子の音が重なり、まるで別世界のような印象を受けるでしょう。少なくとも1000年は続いているとされる京都祇園祭は、幾度となく存続の危機にさらされ、その度に町衆の力によって再興され支えられてきました。

山鉾は町衆の創意工夫により、時代を経る毎に豪華絢爛なものとなっていきました。山鉾が今の形になったのは、桃山時代から江戸時代にかけてであり、舶来文化の影響もあるとされています。

京都祇園祭は京都の歴史とともにあったのです。京都祇園祭の期間には、山鉾巡礼だけでなく、くじ取り式・神輿洗い・鉾建て・山建て・曳き初めなどの各種行事が盛り込まれでいます。まさに1年に1度の一大行事ですね。

昭和四年創業で、牛肉の最高部位を提供することにこだわりがあるお店です。2階では鉄板焼きステーキ、3階では洋食、4階では牛鍋をお楽しみ頂けます。いずれも15,000～のコース料理が用意されていますが、単品もあります。

鴨川・白川に近く、せせらぎを背景にお食事できます。鉄板焼きステーキは目の前で焼いて頂けるようです。余談ですが、タイにも支店があります。

創業300年の歴史あるお店で、本格京料理をお楽しみ頂けます。旬の食材や京野菜にこだわりがあるお店です。献立は毎月変わり、四季折々のお料理が用意されています。昼・夜共に2名様～となっており、少し高めの料金です。

姉妹店である「彩席ちもと」は本店の斜め向かいにあり、おひとり様でも気軽にカウンター席にてお楽しみ頂けます。

祇園祭の時にしたか食べられない幻のグルメ・山鉾パフェが食べられるお店です。宵山期間（13～17日）限定で山鉾に見立てたパフェをお楽しみ頂けます。

焼き菓子専門店であり、他にもたくさんのスイーツが販売されておりイートインだけではなくテイクアウトも可能です。

京都祇園祭の時期には、京都市内のホテル、特に山鉾巡行コースの宿泊施設などは予約でいっぱいになります。かなり早めにホテルを決め、予約を取られておくことをおすすめ致します。

広い客室と綺麗な内観が特徴のホテルです。レストランや館内施設が充実しています。四条通りまでは歩いて5分ほどで、祭りやショッピングへのアクセスも良好です。

地下水脈からの天然水をほぼ全室で利用しているというこだわりがあります。エアウィーヴマットレスパッドが全客室に導入されており、質の良い睡眠を助けてくれます。

四条通りに近く、和洋折衷が特徴の落ち着きがあるホテルです。このホテル周辺には、京都らしい居酒屋やバーが立ち並び、なんとお坊さんとも語り合える場所もあるとか。

京都の家庭の味「おばんざい」にこだわった朝食をお楽しみ頂けます。ガーデン浴場では、お庭を望みながらご入浴頂けます。また観光案内も充実しており、ホームページにはスタッフからの耳寄り情報が随時更新されています。

このホテルの目の前は河原町通りで、山鉾巡行のコースであり、ホテルの窓から観覧することも可能です。

レストランやバーはおしゃれで落ち着いた雰囲気です。Wi-Fi接続無料サービスがあり、ビジネスなどにも利用されます。朝食は和食から洋食まで豊富に取り揃えてあります。古都蘭SPAという施設があり、贅沢なボディマッサージをお楽しみ頂けます。

御霊会が起源である京都祇園祭。京都で疫病が流行った時代、平安京があったのは内陸の湿地であり、高温多湿なために疫病が蔓延したという背景もあるようです。

現在は医療技術も発達し、深刻な病気が流行ったり簡単に死んだりすることは、少なくとも今の日本では無くなりました。しかしながら、死者の鎮魂や家族の無病息災を願う気持ちは今の私たちと変わらないのではないでしょうか。

そんな京都市民の歴史と文化と共に、一生に一度は夏の一大行事を満喫してみてはいかがでしょうか。