愛媛県の宇和島城について
愛媛県の宇和島城は、愛媛県の宇和島市に位置しているお城で、鶴島城とも呼ばれている、愛媛県でも有数のお城となります。JRの予讃本線、宇和島駅を下車し、徒歩20分の場所に位置しています。
愛媛県にあるお城の中でも、交通事情が少し悪くなっているため、現地に観光に来られた際は宿泊が望ましい、とされています。その秀麗な天守は、当時のまま現存しているということで、お城の中でも大変貴重なものとなっています。
愛媛県の宇和島城として、現在の地において、初めて天守が建造されたとされているのは、慶長6年(1601)、藤堂高虎が築城した時代であるとされています。
城の外郭ですが、こちらは上から見ると、不等辺5角形の形をしているのが大きな特徴で、さらには、随所にも、築城の名手であったといわれている、高虎ならではのこだわり、工夫などが見受けられ、大変美しい城の形となっています。
高虎が今治に転封となり、そののちには、奥州仙台藩主であった、伊達政宗の長子である秀宗が宇和郡10万石を賜りました。そして、元和元年(1615)に入城することとなります。
2代宗利の時、天守以下、城郭などの大規模な修理を行いました。そして、寛文11年(1671)に完成することとなりました。そして、そのままその姿を現在に残している形になります。
また、城山にある、北登山口にある、桑折(こおり)氏武家長屋門と呼ばれる門は、愛媛県においても、市の重要文化財として、指定されているのです。
現在は間口15メートルほどの大きさとなっていますが、本来は35メートルほどの大きさの、堂々たる門であったといわれています。かつては南登山口から、天守に至るまでにも、7つほどの門がありました。しかし、現在残っているのは上り立ち門である、市指定重要文化財のみとなっています。
夜間にはライトアップが行われますが、ライトアップ撮影は、時間が決められていて、天守はPM4:00には、閉鎖されます。10月~3月までは、はPM5:30、そして、4月~9月はPM6:30までとなっており、城山から町までの門が閉められますので、時間に注意が必要です。
天赦園、国安の郷(北宇和郡吉田町)などの観光スポットも近くにあり、合わせて立ち寄りたい観光スポットとしても話題です。
宇和島城周辺のグルメ!おすすめの2店舗
宇和島城周辺には、さまざまなグルメのお店がありますが、おすすめしたいのが、現地の鯛めし、そしてじゃこ店を味わうことができるお店です。
愛媛県には、こういったじゃこ天のお店はとても多いですが、宇和島の「田中蒲鉾店」のじゃこ天は、伝統の製法を守りながら、魚の風味を出した、ぜひ味わいたいお店です。
また、鯛めしは伊予水軍が編み出したといわれている現地の料理であり、「一心」はぜひ立ち寄りたいお店です。アクセスは、氏武家長屋門の前であり、宇和島市の丸の内に位置しているため、すぐに立ち寄ることができるのでおすすめです。
雰囲気は純和風な雰囲気があり、割烹料理店のような雰囲気があるのが特徴となっています。
鯛、そしてご飯を一緒に炊き込むという愛媛の鯛飯は、広く親しまれており、宇和島にお越しの際はぜひ味わいたいグルメです。こちらのしょうゆベースのだし汁、そして卵を入れ、漬け込んだ刺身などをご飯にかけていただく鯛飯には定評があります。
宇和島城観光の際におすすめの宿・ホテル
宇和島第一ホテル
宇和島城の観光の際に、宿泊にぜひ利用したいのが、こちらの「宇和島第一ホテル」となります。特に、こちらの宇和島第一ホテルの最上階の、お城側は、シングルルームでも、宇和島城を眺めることができ、夜間にはライトアップを眺めることができます。
宇和島城は、夜間には門が閉鎖されてしまいますので、ゆったりと上空からライトアップを眺めるのには、ぜひこちらのホテルがおすすめです。
ホテルには、リニューアルされた大浴場がありますので、旅の疲れを温かい湯で癒すことができます。また、現地の食材を取り入れた、地元ならではのおいしい料理を味わうことができます。周辺には美味しい居酒屋さんなどもそろっていますので、散策をするのにも適しているといえるでしょう。
朝は朝食バイキングなどもついていて、豊富なメニューの中から食べたいものをおなか一杯食することができるのもうれしいところですね。
宇和島城まとめ
愛媛県の宇和島城は、その秀麗な天守は、当時から現存したままの姿を望むことができます。また文化財に指定されている門などを観光することもでき、夜にはライトアップされた美しい城を眺めることができます。
周辺には宇和島市ならではの、伝統的なおすすめグルメを味わうことができるお店もあり、お城だけではなく、散策や観光を十分に楽しむことができるといえるでしょう。宇和島にお越しの際はぜひお立ち寄りくださいね。
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