ニセコ温泉の紹介、見どころ
ニセコという名前はアイヌ語からつけられ、切り立った崖の下を流れる川を意味します。1958年11月1日、ニセコ温泉郷は厚生労働省によって国民保養温泉地に指定されています。北海道の虻田郡ニセコ町・倶知安町と磯谷郡蘭越町にある温泉郷です。
日本の北端に位置するニセコはスキーリゾート地として注目され、ニセコに降るパウダースノーは国際的に高い評価を受けています。冬に最も雪が積もった時では、積雪量が約2mとされています。
夏には広大な土地にヒマワリの花が一面に咲きます。1年を通して素晴らしい景色を誇ります。内陸気候で育った野菜は、直売場で売られたりレストランに出される料理の素材となったり、訪れた人はその味を堪能することができます。
毎年8月24・25日に狩太神社で行われる例大祭では厄年にあたる人達が神輿をかつぎ、大変盛り上がります。
ニセコ町指定文化財とされるストーンサークル(曽我北栄環状列石)北部にはニセコアンヌプリが、東には羊蹄山が見渡すことができる場所に位置し、3,000年位前の縄文時代に築造した墓と推定される遺跡と言われています。
テレビドラマの舞台になった王子製紙尻別第一発電所があり、東京駅前の丸ビルへ送電されています。世界に知られ、都会へとも繋がりつつ自然が溢れるニセコは魅力に溢れています。ニセコの温泉は点在するため、宿泊施設は様々なものとなっています。
ニセコ温泉おすすめの旅館、ホテル
ニセコアンヌプリ温泉 湯心亭
露天風呂があり、日帰りの入浴もできます。日帰りは6~24時です。泉質は炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉で、冷え性・疲労回復・神経痛・筋肉痛・慢性消化器病・慢性婦人病・健康増進などに効果があると言われています。肌に絡むような質感です。
露天風呂も内湯も、加水のない源泉の掛け流しです。温泉ソムリエが常駐しているため、温泉について多岐にわたる内容の話を聞くこともできます。湯上りには休憩室で無料のマッサージチェアを利用することができ、くつろぐことができます。
全室禁煙となっています。夏季の4~11月は、チェックインは13時半~17時、チェックアウトは9~10時です。冬季の12~3月は、チェックインは10時半~17時、チェックアウトは8時半~17時です。
JRニセコ駅または最寄のバス停の予定到着時刻を宿へ連絡しておくと無料送迎があります。最寄のバス停は、モイワ分岐点・アンヌプリスキー場入口・ノーザンリゾートアンヌプリなどです。
宿の周辺には、車で約10分程の所にゴルフ場の他、熱気球があります。
ニセコ五色温泉旅館
露天風呂があり、日帰りの入浴もできます。日帰りは夏季が8~20時、冬期が10~19時です。泉質は含硫黄-マグネシウム・硫酸塩・塩化物泉で、冷え症・疲労回復・アトピー・神経痛や生活習慣病などに効果があります。
浴室は、大浴場とからまつの湯の2か所です。湯ざめしにくい美肌の湯とされています。長期の宿泊を希望の場合、自炊施設を利用することもできます。五色温泉の由来は硫黄が混じり、温泉の色が五色に見える日があることです。スキーや登山目的の利用も見られます。
旅館内には、共通設備としてコピー機やFAXもあります。無料で利用できる休憩室が2か所あり、コインロッカーも用意されています。旅館へは倶知安町、ニセコ町方面から道道倶知安ニセコ線から、11〜5月の冬季は倶知安市街地からの通行が止まるため、ニセコ・蘭越方面から車でのアクセスとなります。無料で80台分の駐車場が完備されています。
ホテル甘露の森
露天風呂があり、日帰りの入浴もできます。日帰りは11~22時です。泉質は含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉・硫酸塩泉・炭酸水素塩泉で、冷え性・疲労回復・肩こり・筋肉痛・慢性皮膚炎に効果があります。中でも美肌効果が挙げられています。
無色に近い色の湯で、浸かると森の中にいるような感覚と言われています。ホテル館内(別館クラブハウス)には、スキーレンタルコーナーやレッスン受付コーナーが備えられています。ハワイアンロミロミというオイル施術のリラクゼーションが予約をすれば受けることができます。
毎晩、ホテルのロビーではピアノやギター、バイオリン、歌など生演奏が行われています。ホテル内に売店もあり、ホテル甘露の森のオリジナル商品や地元の名産品・銘菓など、お土産として重宝される品物を購入することができます。
日用品も販売されています。両陛下行幸啓記念の甘露水やニセコ産大豆から作られたオリジナル商品の甘露豆富も購入することができます。売店の営業時間は8~21時半です。
ホテルへ事前に連絡することで、JRでニセコ駅または倶知安駅までの無料送迎でアクセスできます。
ヒルトンニセコビレッジ
露天風呂があり、日帰りの入浴もできます。日帰りは13~21時です。三ツ星温泉ソムリエの勧める温泉として紹介され、露天風呂は24時間利用することができます。
泉質はナトリウムー炭酸水素塩・硫酸塩泉で、冷え性・疲労回復・筋肉痛・慢性皮膚炎に効果があります。宿泊の場合は24時間フィットネスルームや売店が利用できます。
ホテル内で食事をした場合は日帰り温泉の料金は無料となります。ロビーにあるラウンジには暖炉があります。温泉の他にゆっくりとくつろぐことができる施設となっています。ラウンジではコーヒーも用意されています。
レストランからは羊蹄山を眺めることもできます。朝食は50種類のブッフェを楽しむこともできます。
電車でのアクセスはJR倶知安駅又またはニセコ駅の下車で、アクセスは新千歳空港からJR札幌駅・小樽駅乗り換えで約3時間30分、JR札幌駅から直通で約2時間30分、函館からJR長万部駅乗り換えで約3時間、北海道新幹線新函館北斗駅からJR長万部駅乗り換えで約4時間となります。
まとめ
北海道ニセコ温泉郷の温泉地を訪れる楽しみは、温泉がそれぞれの特色を備えていることを味わうことです。周囲には雄大な自然の景色が広がり、ゆっくりと温泉を楽しみたい場合に適しています。
日常から離れた不思議な感覚もまた癒やしに繋がります。宿泊施設では、日頃はできないような休息の時間を楽しむことも醍醐味となります。
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