なまはげの勇士が見られるなまはげ柴灯まつりの楽しみ方

秋田県なまはげ柴灯せどまつり

出典:By kanegen – https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=12799005

 

なまはげ柴灯(せど)まつりは、2016年に53回目が行われる東北地方では有名ななまはげの勇士が見られるお祭りです。

会場は、男鹿市北浦真山の真山神社で、幻想的な神事である柴灯祭になまはげを組み合わせているお祭りなので迫力もとんでもなく凄く気迫に溢れていて、テレビなどで良く子供が泣いて怖がる映像が流れますが、大人でもちょっと怖くなるくらいの祭りですよ。

 

男鹿市には、約60の集落があるのですが、大みそかの辺りが暗くなる頃から出刃包丁や手桶を持ったなまはげが、家々を回り怠け者はいねが、泣く子はいねが、と大声をあげながら練り歩きます。

そもそもなまはげというのは、冬に囲炉裏にばかりあたり仕事もしない怠け者の手足に出来るナモミと呼ばれる火斑を包丁でそいで懲らしめて真面目な人間にする神様の化身だそうで無病息災、五穀豊穣、家内安全の神として大切にされてきました。

昔から怠ける人は一定数いた事にも驚きますが、かなり過激な神様でもあるんですね。

 

2月の金土日で行われることが多いのですが、3日間も大迫力の祭りが続くなんてこの地域の熱い気持ちが伝わりますよね。18時ごろから始まる神事は、伝統的な方法で行われ、なまはげに扮する若者が神の入ったお面を授かり身につける事でなまはげ入魂となります。

その後、神楽殿にてなまはげ行事再現が行われます。これは、大みそかに行われているなまはげが家々を訪れてその後去っていく様子が見られます。

 

市内の各地区での特色のあるなまはげを見れたり、和太鼓を組み合わせたなまはげ太鼓は、家内安全、五穀豊穣を祈願して演奏されますよ。なまはげ踊りというものもあり、兎に角なまはげ尽くしの時間を味わう事が出来ます。お祭りのクライマックスは、なまはげ下山です。

 

闇の中から、松明をかざすなまはげが現れて雪山から降りてくるのですが、この姿は大変幻想的で観る者を感動させるそうですよ。是非見てみたいものですが、その後境内を練り歩き、こちらの祭りの盛り上がりの最高潮を迎えます。

その後、なまはげ献餅というものが行われますが、神に献ずる護摩餅を神の使者と言われるなまはげに進呈する儀式です。その、紫灯火で焼いた餅を切り分けなまはげが配ってくれるという嬉しい瞬間もありますよ。

 

雪降る中の温かいお餅嬉しいですし、災難除去のお護符とされていてご利益もあるんですよ。

 

なまはげ柴灯(せど)まつり周辺のおすすめグルメ

海鮮屋

こちらの名物は、一日限定何と10食という大人気メニューである海鮮定食です。

その日の仕入れで一番美味しい魚介類を選んで作ってくれますので、無い様はその日によりますが、安くてボリューム満点なのですぐに売り切れてしまいますよ。

 

ににぎ

実際に生活されている民家の土間と居間をカフェスペースにしているお店で、こおひい工房珈音さんが焙煎された珈琲を使用しています。

周りは自然に囲まれていてのんびりとした雰囲気の中ゆったりと過ごすことが出来ます。軽食もありその時によって違うらしいのですが、チリコンカンライスやデザート系もあるので雰囲気も味わいに訪れてみてはいかがですか。

 

なまはげ柴灯(せど)まつり周辺のおすすめ宿・ホテル

別邸つばき

源泉かけ流しが嬉しい温泉が庭園露天風呂で楽しめますよ。1000年以上の歴史を持つ男鹿温泉郷では、海水の成分に似た食塩を含み肌にはりついたお塩が汗の蒸発を防ぐことで保湿効果が高まるんですよ。

塩分、カルシウム、鉄分が多いため管理するのはとても大変ですが、細かい部分までこだわってお手入れ、お掃除されています。効能は沢山あり、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病などに効果があると言われています。

内風呂でもまろやかな肌触りのなごみ湯で、お肌が生き生きとして秋田美人肌になれるかもしれませんよ。サウナや、湯上りどころもあり湯上りどころからは、世界遺産白神山地を望む景色を見る事が出来ます。

 

御料理は、男鹿の幸を旬の素材を活かして味わう事の出来るもので、契約農家からのあきたこまちも絶品です。朝食はバイキング形式ですがこれまた美味しいと評判の味です。

お部屋は、海の見えるお部屋もあり景色が楽しめます。清潔で落ち着いた室内でゆっくりと日頃の疲れを落とせます。

別料金ですが、なまはげライブが楽しめますよ。ホテルから会場まではシャトルバスが出ていて、晴れていれば、浴衣とスリッパのままでも行けるのが気楽でいいですし、帰ってからもすぐにゆっくりできますね。大迫力のなまはげライブは是非お勧めです。

 

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なまはげ柴灯(せど)まつりまとめ

雪が降る中になまはげがほら貝を吹きながら声をあげて雪山から降りてくる姿は本当に圧巻で幻想的で素敵なんです。祭りでは火を使うため、かがり火がそこかしこにあり火の粉が舞っているので少し注意です。

そして、2月の雪国当たり前ですが物凄く寒いです、手袋などの防寒対策もばっちりしてから訪れてみてくださいね。

 

このお祭りは、夕方18時くらいからですが、なまはげの全てが分かるなまはげ館というものもあるので、そちらでなまはげの事を勉強してから見るとより一層内容の意味なども分かると思いますよ。

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