何度でも通いたくなる蛇の湯温泉。おすすめの旅館・ホテル

温泉

蛇の湯温泉のご紹介

東京都の奥多摩地方に、知る人ぞ知る名湯があります。それがこの「蛇の湯温泉」です。東京だとは思えないような僻地にあるその蛇の湯温泉は、山深い自然の中の秘湯だと評判も高く、その名前の由来は、昔傷ついた大蛇がその沸く湯で傷をいやしたという言い伝えがある為です。

武蔵野風土記にも記載のあるこの温泉のその効能は、今でも変わらないと言われています。

 

泉質はアルカリ性の硫黄泉で、神経痛、筋肉痛、関節痛の治癒効果が期待でき、皮膚病や婦人病、冷え性にも効能があると言われています。

現在でも山深い周辺の光景と、近くを流れる秋川源流のせせらぎからは、東京に居ながら大自然を感じることができます。

この秋川源流はヤマメ釣りのスポットとしても有名で、毎年解禁日になる3月頃には多くの釣り客で賑わいを見せます。このシーズンは大自然に囲まれた中で、昼間は思う存分河釣りを楽しみ、夜は温泉を堪能するといった贅沢なスローライフを満喫することができるので、来客も多くなります。秋には見事な紅葉が見られるところも魅力の1つです。

 

温泉宿にも歴史があり、この地域に見事に調和している建物ばかりなので、都会の喧騒を忘れてゆっくりと温泉を楽しむことができます。

東京とはいえ、ここまでの都心からのアクセスは決して良いとは言えませんが、ちょっとした冒険気分で訪れることができるのも魅力の1つかも知れません。

 

蛇の湯温泉おすすめの旅館、ホテル

蛇の湯温泉「たから荘」

二重兜造りの民家そのものの外見は、ここだけ時が止まっているのかと錯覚させられるほどの歴史を感じさせてくれます。この宿泊宿は「秘湯を守る会」の会員でもあり、おおよそ500年の歴史を誇ります。

木造2階建ての建物には客室が5つあり、その周辺の環境から、昼食の提供もあるのは嬉しい点だと言えるでしょう。

温泉は周辺の自然を満喫できる露天風呂の大浴場で、日帰り入浴も可能です。食事は各部屋ではなく、全て食事処になります。季節折々の旬の山の幸を中心に、河魚を楽しむこともできます。

 

その環境から心配されるのが携帯電話の電波ですが、通話も問題なく行えるので、その心配はありません。

駐車場が10台分あるので、車でのアクセスで問題ありません。送迎は行っていない為、公共の交通機関を利用する場合、JR五日市線の武蔵五日市駅から西東京バスの「数馬行」に乗り、1時間程度です。新宿駅からの場合、電車で1時間半程度、そこから車で1時間程度だと考えておいてください。

東京にして、都心からのアクセスにはそれなりの時間が掛かるので、電車の場合はバスの時間を確認してから行かれることをおすすめします。

 

兜家旅館

こちらも周辺の環境にそのまま溶け込んでいると言える、合掌作りの民家を旅館として改築した、純和風旅館です。

16室ある客室は全て和室で、その特徴は、テレビを置いていないところです。もちろん電波が入らないという訳ではありませんが、遭えて客室にテレビを置かないことで、普段の喧騒を忘れて大自然を満喫してもらおうという配慮からのようです。

ですが携帯電話は問題なく使用でき、また、館内は無線LANにも対応しているので、全く世間から切り離された環境といった訳でもなく、利用者各個人で楽しみ方を変えることができると言っていいのかも知れません。

 

温泉は大浴場になり、食事は朝食は客室か食堂で、夕食は食堂で楽しむことができます。この食堂は食事処として、食事だけでの利用も可能です。

50台分の駐車場があるので、車でも全く問題なく、また、武蔵五日市駅まで送迎バスも運行しています。
この送迎サービスがある為、公共の交通機関を利用して蛇の湯温泉を訪れるには便利な宿泊宿だと言えます。

 

民宿「かんづくり荘」

かんづくり荘は民宿になります。合掌作りのその民家には、和室が6室用意されているので、ちょっとした旅館だと考えても構わない規模だと言えます。

温泉は大浴場ではなく、男女別の内湯になります。入浴時間は22時までになっているの注意してください。食事はお手製の家庭料理を各部屋で楽しむことができます。

 

各部屋にはテレビがあり、無線LANの使用も可能です。冬場には暖房が利用できますが、ここでは有料になるので、事前に確認が必要です。

ここも、武蔵五日市駅からバスでのアクセスになります。送迎は行っていない為、バスの時刻には気を付けてください。

この「かんづくり荘」はホームページも用意しており、民宿と呼ぶには規模の大きい、旅館に限りなく近い宿泊宿だと言っていいでしょう。

ですが、クレジットカードでの支払いに対応していないという点には注意してください。

 

蛇の湯温泉まとめ

この「蛇の湯温泉」はその周辺の環境から、コンクリート製の建物では気分が台無しになってしまいます。その為、宿泊宿は小民家を改築した旅館や民宿がほとんどです。

そのような気分を楽しむ為の温泉なので、普段の生活を忘れて、大自然の中で別世界を感じたい人にはうってつけの温泉だと言っていいでしょう。

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