ワクワクと血が騒いでしまう青森ねぶた祭りの楽しみ方

青森ねぶた祭

出典:https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=14643391

青森ねぶた祭りについて

壮大なねぶたが練り歩き、お腹に響く太鼓の音と笛の音、そしてハネトと呼ばれるお祭りの参加者が着る衣装に縫い付けてあるシャンシャンという鈴の音。今、目をつぶってその中にいる自分を思い出すだけでもワクワクと血が騒いできます。

ハネトはお祭りとお酒と熱気に酔いしれながら、ラッセラーラッセラーの掛け声とともに、ねぶたとねぶたの間で飛び回り、小さい子供は、ハネトが全身で激しく跳ねるために道に落していく鈴を我先にと走って拾いに行きます。

 

観客席で観てどんなお祭りなのかを体感するのも、もちろん良いのですが、やはりねぶたは、参加してこそのお祭りです。一度参加したら、毎年行かずにはいられなくなり、夏が始まると頭の中はそのことばかり。そわそわと何も手につかなくなるといっても過言ではありません。

阿波踊りなどの美しく整った踊りとは違い、厳しい冬を乗り越えなくてはならない東北の荒々しい風情が、そのパワーみなぎるねぶたやハネトに表れているように感じます。

 

また、聞きなれない土地の言葉、津軽弁があちこちから聞こえてくる雰囲気も、ねぶた祭りを一段と盛り上げる要素となっています。初めて行きますと、これぞ東北という雰囲気に圧倒されるかもしれません。それがよけいに、居ても立っても居られなくなるねぶた祭りの魅力でしょう。

 

ハネトの衣装は、1万円前後で一式を購入できます。購入して旅の記念にするのも良いですし、その衣装を持っていけばいつでも思いつきで参加できますので、楽しみがまた増えると思います。

ただ、草履や足袋を除き、だいたい4000円くらいでレンタルもできますので、初めて訪れた時にはまずはレンタルをして、参加を試みるのが良いのではないでしょうか。

参加には資格も予約も何も必要ありません。運行がスタートする前までに、どこかのねぶたとねぶたの間の団体の中に参加すればいいだけです。逆に観客席にいても、ハネトたちからいきなり手をひっばられて、その踊りの輪の中にひきずり出された経験をした人もいるでしょう。

 

実際に参加する場合、地元の人であってもその激しさから、必ずといっていいほどアキレス腱などを負傷する人が出てきます。その熱気に我を忘れて跳ね回るものですから、負傷者が出るのも不思議ではないことです。ハネトの中に入る前には、できればアキレス腱を伸ばしたり、準備体操をするのがお勧めです。

補足となりますが、ねぶた祭りは青森市中心部で行われるものです。弘前市で行われるのは、ねぶたではなく、ねぷたと言い、その掛け声もヤーヤードーという静かなものです。動と静の印象でしょうか。静かにお祭りを味わうには弘前ねぷたも良いでしょう。

 

青森ねぶた祭りの期間は8月2日から7日ですが、7日についてはお昼の運行となり、夜は青森港でねぶたの海上運行を行い、併せて花火大会をしてその年のお祭りは終了です。この7日の終了時に感じる秋の気配が何ともいえない余韻を残します。そして、来年もまた必ず参加するぞと決意する瞬間もこの時です。

 

青森ねぶた祭り周辺のおすすめグルメ

青森市は魚介類の美味しい街です。予算が多めにあれば、きちんと時間をとって、お寿司屋さんにも入ってほしいところですが、まずは気軽に堪能できるのが良いと思いますので、有名な場所にはなりますが、古川市場の青森魚菜センターで、のっけ丼にチャレンジするのが楽しいのではないでしょうか。

 

最初に購入したご飯に、好きな具材を好きな量だけ買いながらのせていく。これが食べたいというものを見ながら選んで、自分だけのオリジナルの丼を完成させていく楽しさはまたひとしおです。

連れの人と、それぞれ違った丼を披露しながら笑顔でほおばる姿が目に浮かんできます。次はまた違った具材の丼を作ることができますので、訪れるたびに一度は足を運んでも良いところだと思います。

地元の人になってお買い物をしているような気分を味わえるのもワクワクするひとつです。

 

青森ねぶた祭り周辺のおすすめホテル

ホテルJALシティ青森

ホテルJALシティ青森は、青森駅からも徒歩圏内で、全国に展開するホテルチェーンということもあり安心して宿泊できます。

中には青森市内ではまだ他にはないレディースルームもありますし、最近ではそのレディースルーム全室に、話題のダイソンヘアドライヤーを設置しています。

 

客室のベッドサイズは、シングルベッドでも140cmと広めですので、ゆったりと休めるでしょう。基本的にはビジネスホテルとはいえ、女性目線も存分に意識していることから、ビジネスマンのみならず、いろいろな層の方が宿泊しやすいホテルでしょう。

JALのマイレージを集めている人には、宿泊でマイルがつくのも嬉しいサービスですね。

 

ねぶた祭りで興奮して疲れた翌日の朝は、種類も豊富なホテルの朝食バイキングで、まずは青森では必ず飲んでほしいりんごジュースで身体を目覚めさせてください。

また日替わりでご当地メニューの健康的な汁物が楽しめますので、前日の疲れをリセットして、新たな1日を過ごすことができます。

 

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リッチモンドホテル青森

もう1軒、リッチモンドホテル青森ですが、こちらも青森駅から徒歩15分ほどで、館内にはコインランドリーもあります。

 

シングルベッドが4台設置されたファミリールームもありますので、お洗濯ものが多いご家族連れなどにも便利なホテルと言えるでしょう。

リッチモンドホテルも全国展開で、リッチモンドクラブ会員になると様々な特典もつきますので、全国を旅行される方は会員になるのも良いかもしれません。

 

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しかし、ねぶた祭りの期間は、市内から離れたところまで、ほぼすべてのホテルが満室になりまので、早めに予約をするか、旅行会社のパッケージツアーを利用するのが良いでしょう。是非今から急いで来年の計画をたてましょう。

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