岩手県・大沢温泉の特徴とおすすめのポイント
あなたは岩手県にある「大沢温泉」をご存じでしょうか?大沢温泉には様々な効能があり、地元でも大人気の温泉です。素敵でおすすめのポイントがたくさんあります。今回は大沢温泉についてその魅力をお伝えします。
大沢温泉は、岩手県花巻市の花巻温泉郷にある温泉です。岩手県の美しい山々に囲まれており、自然豊かな場所です。森林浴を楽しみながら入る温泉は格別と言えるでしょう。
泉質は弱アルカリ性単純温泉で、湯は少しヌルっとして、肌の古い角質を落としてくれます。これにより肌はつるつるになるため、「美人の湯」として親しまれています。
効能は、神経痛・筋肉痛・冷え性・うちみ・くじき・疲労回復・健康増進・関節痛・慢性消化器病・痔疾などが挙げられます。多くの症状に効果的で、療養のために大沢温泉を利用する人もいます。
大沢温泉の歴史は古く、平安時代初期に坂上田村麻呂が発見したと伝えられています。坂上田村麻呂が東征の際に、大沢の湯に入浴して傷を癒したそうです。また、江戸時代には歴代の南部藩主も利用したと言われています。
「金勢まつり」という地元の祭りがあり、大沢温泉のある温泉地が深く関わっています。ご神体である「金勢様」が大久保山の本宮に戻る前に、金勢様を担いで練り歩きます。そして、最後に露天風呂に半纏姿の女性達が入浴をさせて洗い清めます。
大沢温泉周辺にあるおすすめの温泉旅館・ホテル
四季を感じられる「山水閣」
山水閣は、美しい純和風の温泉旅館です。懐かしさを感じさせながら、近代的な雰囲気を持っています。温泉の他にも、宴会場・会議室・カラオケBOX・お夜食処・リラクセーション施設が完備されているので、温泉以外でもリラックスしたい人に向いているでしょう。
温泉は3つ用意されていて、山水の湯と貸切家族風呂は山水閣宿泊客が利用出来ます。
山水の湯は、高い天井と大きなガラス窓がある大浴場です。ここから眺めることが出来る自然の風景は、あなたに安らぎの時間を与えてくれるでしょう。
半露天風呂になっている豊沢の湯は、開放感のある作りになっています。ここからも美しい岩手県の自然を堪能することが出来ます。日帰りで入浴出来る半露天風呂です。
貸切家族風呂は全部で3つあり、プライベートで入りたい人や家族で楽しみたい人、恋人との時間を大切にしたい人に向いています。豊沢川や対岸の景色をたっぷりと堪能出来る贅沢な貸し切り風呂です。
泉質はアルカリ単純泉で、泉温は51.3度です。
南部藩の茅葺屋根が特徴の「菊水舘」
菊水舘は、豊沢川を挟んだ橋の先にある茅葺の屋根が特徴です。美しさと日本の昔懐かしさを兼ね備えている温泉旅館です。その歴史は古く、160年前の江戸時代末期から操業しています。伝統や格式を肌で感じたい人は、菊水舘の温泉を利用してみてください。
温泉は木造で出来た浴場で、木造独自のぬくもりを感じることが出来るでしょう。源泉掛け流しの「南部の湯」は、木造の優しい雰囲気と自然の景観にマッチしています。夏時期になると、ガラス窓を開放して半露天風呂になります。開放感を味わいたいのであれば、夏に入浴することをおすすめします。
泉質はアルカリ単純泉で、泉温は51.3度です。
提供される料理は毎月献立のテーマが変わります。何度来ても飽きない美味しい料理を振る舞ってくれます。岩手が誇るブランド牛「前沢牛」を使った料理が特におすすめです。膳料理は温泉後の素敵な楽しみになってくれるでしょう。
昔懐かしい温泉旅館「湯治屋」
湯治屋は、日本の懐かしさを切り取ったような佇まいをした旅館です。岩手県の自然と調和した建物は、ゆっくりとくつろげる時間を提供してくれます。
湯治屋の温泉浴場は3つあります。著名な作家である宮沢賢治も利用したほどの良質な温泉です。混浴露天風呂「大沢の湯」は、開放感のある露天風呂で、季節の移ろいを肌で感じることが出来ます。女性でも気兼ねなく入れるように女性専用の入浴時間もあります。
露天風呂「かわべの湯」は、女性専用の露天風呂なので、女子会として利用するのも楽しいでしょう。冬場の特に寒い時期は入浴できないことがあるので注意が必要です。前もって利用出来るか確認してみてください。
男女別内風呂「薬師の湯」は、昔懐かしいタイル張りのお風呂です。源泉かけ流しで贅沢な入浴を楽しむことが出来ます。体の奥から温まることが出来るので、常連客からも親しまれています。
泉質はアルカリ単純泉で、泉温は51.3度です。
大沢温泉まとめ
いかがでしたか?大沢温泉は自然豊かで美しい場所にあります。日々の疲れを取るためにはぴったりの温泉と言えます。綺麗な景色を堪能することで、心もリフレッシュ出来るでしょう。
岩手県を訪れる際には、ぜひ大沢温泉に立ち寄ってみてください。きっと楽しい思い出を作れますよ。
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