700年以上の歴史と伝統がある博多祇園山笠の楽しみ方

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博多祇園山笠のご紹介

博多祇園山笠は福岡市博多区で行われる壮大な祭りで、700年以上の歴史と伝統があります。

櫛田神社祇園例大祭とも言われているこの祭りの見所は、追い山という儀式です。この追い山は、あらかじめ定められたコースを山笠と呼ばれる神輿が練り歩くものです。

要するに追い山は、祭りでよくある神輿の大行進に過ぎないのですが、それらのよくある神輿の大行進と、追い山には、ひとつだけ決定的な違いがあります。

それは、この追い山がタイムを競う、タイムアタック的な競技であるところです。この、タイムアタックという要素が、ただの神輿大行進である追い山を、物凄く苛烈な競技へと変貌させています。

時間という要素がなければ、山笠を運んでいる人はゆっくり運ぶことが出来ますし、見ている人も、それをのんびり楽しむことが出来ますが、タイムアタックである追い山には、そのようなぬるさがありません。

山笠を運んでいる舁き手、全体の指揮をとる台上がり、山笠の進路を確保する前さばき、皆が一刻も早くゴールすることを目標にしているので、少しでも余裕があれば、前へ前へ出ようとします。

1秒でも早くゴールしたい、もっと前へ行きたい、皆がそう思いながら山笠をかつぐので、非常に迫力があります。

この迫力は、神事や儀式というより、まるで陸上競技のようです。それも、ただトラックの上を走る陸上競技ではなく、巨大な山笠を運ぶ陸上競技です。

最速を目指して巨大な山笠を運ぶ、まるで陸上競技のような儀式、それがこの追い山なのです。この追い山こそが、博多祇園山笠のクライマックスであり、最大の見所であることは間違いありませんが、他にも、この祭りには見所があります。

それは集団山見せです。追い山が陸上競技であるならば、この集団山見せは、勇壮な山笠とその運び手を、思う存分見ることが出来る、見学会のようなものです。

集団山見せはタイムアタックではなく、リハーサルのようなものなので、舁き手を初めとした山笠の運び手も、己や山笠を見せることにこだわります。

なので集団山見せには、追い山のような鬼気迫る迫力がありません。だから、ゆっくり落ち着いて山笠を眺めることが出来るのです。ハードな祭りよりソフトな祭りが見たいなら、追い山とは別の日に行われる、集団山見せを見るとよいでしょう。

追い山と集団山見せ、これが博多祇園山笠の売りであり見所です。この祭りを見に来たなら、最低でもこのうちどちらかひとつは見ておくべきでしょう。

博多祇園山笠周辺のおすすめグルメ

博多祇園山笠が行われる、福岡市博多区でオススメ出来るグルメスポットと言えば、博多一幸舎博多本店です。

この店は、ラーメン専門店なので、基本的にはラーメンしか売っていません。それも、そんなにバリエーションが多いわけでもなく、とんこつラーメンやチャーシューメンなどいくつかの種類のラーメンしかありません。

ラーメン専門店、種類が少ないという情報だけを聞いて、この店はやめておこうと思った方もいるでしょう。しかし、それは早計と言うものです。ラーメン専門で、ラーメンのバリエーションも少ない、それでもこの店が人気なのは、そのラーメンが非常においしいからです。

特に濃厚でありながら、どこかあっさりとしている豚骨ラーメンは絶品です。他にも、味玉ラーメンなど通を唸らせるラーメンがいくつもあります。ラーメンが嫌いでないなら、昼食、夕食はこの店で決まりでしょう。

博多祇園山笠周辺のおすすめホテル

ＪＲ九州ホテルブラッサム博多中央

福岡市博多区でオススメ出来るホテルと言えば、ＪＲ九州ホテルブラッサム博多中央です。

このホテルの売りは、JR博多駅がすぐそこにあるアクセスのよさと、ホテルそのもののレベルの高さです。特に、ホテルのレベルの高さは相当なものです。

このホテルは、いわゆるハイクラスのホテルではないので、そういったホテル群と比べる事はできませんが、それでも、朝食の質や部屋の広さ、ホテルの新しさ、設備のよさといった、ホテルにとって重要な部分が、すべて水準より上です。

その辺のビジネスホテルでは、まずこのホテルに勝つことができないでしょう。それほど、このホテルのレベルは高いのです。その上、交通の便が非常によいのですから、もはやホテルとしていう事はないでしょう。

そんなＪＲ九州ホテルブラッサム博多中央の宿泊費は、4千円から9千円ほどになります。

これほどのレベルのホテルに4千円台から泊まれるというのは驚きの一言です。博多に来たなら、迷わずこのホテルに泊まるべきでしょう。

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博多祇園山笠まとめ

博多祇園山笠は、追い山と集団山見せ、この2つの儀式を見所とする祭りです。

追い山は、早朝に行われるハードな陸上競技のような儀式です。それに対して集団山見せは、昼間に行われるわりとソフトな儀式なので、ハードな山笠が見たい、まだ日が出てない深夜や早朝に外に出ても平気、そういう人は追い山を、ゆっくりと山笠が動くところを見たい、あまり深夜や早朝に出歩きたくない、そういう人は集団山見せを見るとよいでしょう。

もちろん、両方の儀式を見ることも出来ますが、この2つの儀式、行う日が数日ずれていますので、数日博多に滞在しないと両方見ることが出来ません。

なので、博多祇園山笠を見に行くなら、その辺も計算に入れて見に行くといいでしょう。