疲れを癒せる飯坂温泉、まったりできる旅館・ホテル

飯坂温泉の紹介、見どころ

飯坂温泉は、福島県にある東北でも屈指の温泉地です。奥州三名湯に数えられるほどの格の高い温泉であると同時に、長い歴史もある温泉です。温泉好きなら、一度は入っておくべき温泉だと言えるでしょう。

そんな飯坂温泉の特徴は、共同浴場の多さにあります。この飯坂温泉には、なんと共同浴場が9つもあります。温泉は、普通各旅館やホテルに優先して流されるので、あまり共同浴場に流されることがありません。

それでも1つや2つは共同浴場があるものですが、9つも共同浴場があるというのは、日本広しと言えども、飯坂温泉くらいでしょう。これだけ共同浴場が多いのは、温泉地としては非常に珍しいことです。この共同浴場の多さこそ、飯坂温泉最大の特徴だと言えるでしょう。

他にも、飯坂温泉には大きな特徴があります。それは松尾芭蕉や正岡子規、与謝野晶子、そしてヘレン・ケラーといった各種の俳人や歌人、そして歴史上の人物に縁のある温泉だという事です。元禄時代に松尾芭蕉がこの地を訪れ、温泉に入りましたが、その後も何人もの有名人が訪れています。

そんな、著名人に愛された温泉である事も、この飯坂温泉の特徴だと言えるでしょう。

飯坂温泉おすすめの旅館、ホテル

飯坂ホテル聚楽

飯坂温泉の中でもっともオススメ出来るホテルは、飯坂ホテル聚楽です。このホテルの売りは、余にも珍しい実演ビュッフェです。ビュッフェ形式のバイキングを提供しているレストランは、日本のあちこちにありますが、実演形式でそれをやっているホテルは、この飯坂ホテル聚楽くらいです。

実演形式のビュッフェとは何か、それを簡単に説明すると、料理を一種の芸にしているビュッフェです。普通のビュッフェでは、料理人が料理しているところは客に見せず、ただ料理だけが前に運ばれてくるわけですが、実演ビュッフェでは、それをこれでもかというくらいに客に見せます。

それも、ただ料理を作るシーンを見せるのではありません。料理を作るシーンを魅せるのです。客の目の前で、火柱がとんだり、料理器具が鮮やかに舞ったりしながらサーカスのように実演して料理が作られていくのです。

この実演をキモとする料理、実演ビュッフェこそ、飯坂ホテル聚楽最大の売りなのです。そんな珍しい実演ビュッフェには劣りますが、このホテルには、いくつもの露天風呂があり、これも魅力ある点の1つとなっています。

実演ビュッフェに魅せられたあとは、ゆっくり天然の露天風呂につかって疲れを癒すとよいでしょう。そんな飯坂ホテル聚楽の宿泊料は、6千円から1万2千円ほどになります。この宿泊費の安さも、ホテルの大きな魅力だと言えるでしょう。

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摺上亭大鳥

次にオススメするホテルは、摺上亭大鳥です。このホテルの売りは、雰囲気のある風呂にあります。鮫川石で出来た露天風呂は、実に雰囲気のある露天風呂で、開放感にあふれています。

美しい青空を好きなだけ眺めながら風呂に入ることが出来るのは、大変魅力的な点だと言えるでしょう。その手の露天風呂は雨が降った時に困るという方もおられるでしょうが、ここの露天風呂は上に屋根がついているので雨の日でも安心して入ることが出来ます。

もちろん、このホテルの風呂は露天風呂だけではありません。ヒノキで作られたオードソックスな大浴場のほかにも、サウナと水風呂がありますので、存分に風呂を楽しむことが出来るでしょう。

他にも、このホテルにはカラオケルームがあるので風呂につかった後はカラオケを歌うことも出来ます。なので、歌好きも満足できるホテルだと言えるでしょう。

そんな摺上亭大鳥の宿泊費は、1万円から1万5千円となります。

青葉旅館

この旅館の売りは、古き良き温泉旅館であるところです。温泉も、いかにも温泉旅館と言う雰囲気のある古風な露天風呂ですし、料理も、奇をてらったものではなくオードソックスな会席料理です。

しいて言えば、普通の会席料理に比べると非常に小鉢が多い料理なので、色々な食べ物を少量ずつ食べることが出来るという特色がありますが、それでも、普通の会席料理である点にはかわりがありません。

客室も、何のへんてつもない普通の和室です。なので、この青葉旅館には奇をてらったところや風変わりなところがまるでありません。そのかわりに、落ち着いた雰囲気の旅館になっています。

やっぱり温泉に行くなら、和風で落ち着いたところに泊まりたい、変わったサービスなどはなくてもいいから、ただ心をこめたおもてなしを味わえればそれでいい、青葉旅館は、こう考えている人にオススメ出来る旅館です。

そんな青葉旅館の宿泊費は、1万3千円から2万5千円ほどになります。

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飯坂温泉まとめ

飯坂温泉の売りは、その温泉としての格式の高さと、共同浴場の多さにあります。特に共同浴場の多さは、各浴場の入り比べが出来る点で非常に魅力的です。9つも共同浴場があるので、今日はこの湯とその湯に入って、明日はそこの湯に入って、というように同じ湯に2回入らなくてすみます。

そんな贅沢な生活が許される温泉、それが飯坂温泉なのです。