関東からも関西からも近く、特色のある動植物や自然景観の宝庫でもある新潟県。
縦横に細長い地形でもあり、近隣県の観光をふくめたプラン設定でも魅力的な地域が沢山あります。
とくに女性に嬉しい、数々の温泉。
佐渡島をはじめ、県内には多数の魅力ある泉質の温泉があふれています。
美人の多い県としても必ず上位にランクインする県でもあり、その美しさの秘密も、自然豊かな環境ではぐくまれる水にあるのではないかともいわれています。
そこで今回は、女性に嬉しい、さまざまな新潟県の魅力をご紹介します。
東西に200Km、南北にも200Kmの範囲に斜めに広がる新潟県。
日本海側の平地から山間部まで全てが豪雪地帯として知られています。
あまり知られていませんが、夏場の県南糸魚川市は、熱帯夜がとても多くある地域として記録があります。
佐渡島だけは、冬期、平地には雪が降ることもまれ。
日陰や山間部では、わずかな降雪や凍結が見られることもあります。
日本でも数少ない、船で渡る航路に国道名のつく350号線佐渡航路は、高速船のジェットフォイルと通常船があり、長くても佐渡まで150分。
海からしか見られない佐渡島や本州の風景も人気です。
新潟市エリア
東京から新幹線でも近く、日本海側に向けておおきく開けた平地に広がる新潟市。
東京からでも関西、東北方面からでも、高い山々を抜けた先に、都市部エリアが広がります。
米どころだけあって、初めて訪れた人は、車窓どこまでもつづく田んぼの面積に圧倒されます。
新潟駅を降りた西口改札南口に、大人気の「ぽんしゅ館」という新潟の日本酒テーマパークがあります。
国内外に広く知られる蔵元も多い新潟の日本酒界。
そのなかの約100種の銘柄の利き酒が、ガチャガチャ感覚でここ1か所で楽しめます。
訪問先をまだ決めかねている方は、まずこちらを訪れて、日本酒や名水を探す旅に出かけるにも便利です。
漬物や味噌醤油の発酵食品も並んでいます。
日本酒技術をベースとしたこすめなど、女性好みのお土産も、駅周辺でまとめて購入することができる便利な立地です。
「新潟市歴史博物館みなとぴあ」は、新潟の見どころがぎゅっと詰まっており、初めて新潟を訪れる際には、まっさきに行ってみるのも良いでしょう。
いるかと握手のできる水族館「マリンピア日本海」 も女性やお子さん連れに人気です。
新潟の魚介、野菜、肉、酒、米のすべてがその場で満喫でき、持帰や地方発送もできる巨大観光市場、ピアBandai。
手ぶらでも、その場で購入したものをバーベキューで楽しむことができる人気スポット。
地元の利用者も多く、市民も楽しめる観光地です。
駐車場も店内も大変混み合っており、人気店は予約も必要です。
佐渡島エリア
船でしか行けない佐渡島。
季節を問わずに豊富な味覚、人によってどんな楽しみでも見つけられる豊かな自然風景や芸術や遺跡なども豊富です。
またここでしかたのしめないものも多く、古くから観光地としても人気がありました。
意外と島内は広く、秘滝や最近話題のジオサイトなどは、船でなければ見られないところも多くあります。
道路が狭小なところもあり、効率よく回るために、プロドライバーに運転をお任せする観光ツアーも人気です。
世界的に有名な佐渡金山跡は、国内テーマ展示施設の中でもかなり充実した内容で、世代を問わず好評です。
小木海岸に昔から伝わるたらい舟は意外と安定感があり、1つに2-3人で乗船可能。
たらい舟コースとなっている、のどかな景勝地の風景と、手漕ぎ体験も人気です。
女性船頭さんがかならずつくため、落水する方はほとんどありません。
島内は温泉地が豊富で、合併で佐渡市となる以前の、旧両津市、愛川町、小木町、佐和田町などに、SPAリゾート施設から古風な温泉宿。
泉質も強塩温泉、重曹泉、黒湯までとさまざまな温泉ホテルが点在しています。
ホテルの前方がすべて日本海という絶景温泉も多く、温泉めぐりだけでツアーが組めるほど充実です。
トキの森公園ではトキが多数みられ、多くのツアー客や子供連れでいつも賑わっています。
静かな景勝地として、宿根木の市街地エリアも人気です。
古いおしゃれな懐かしい木造住宅が軒を連ねる町並みは、写真撮影からスケッチ、散策ととくに若い女性などに人気です。
各地で開催される能舞台も人気で、それぞれの開催時期にはホテルがとりにくいため注意が必要です。
世界的に有名な太鼓集団の舞台などもあり、その迫力ある演奏をもとめての旅行者も多く見られます。
越後湯沢エリア
クリスマス、全国CMでも有名な、越後湯沢エリアのスキー＆リゾート。
柔らかい水環境と豊富な泉質でも有名な温泉地に、多数のスキー場が建設されました。
現在、冬はスキー＆温泉、夏は登山やネイチャーウォッチング＆温泉の複合観光スポットとしても大人気。
スキー場は数もコースレイアウトも豊富で、選手からご家族連れでも楽しめるコースなど様々です。
子ども時代、人生初のスキーをこちらでという世代も増えてきました。
有名なところでは、ガーラ湯沢、かぐらスキー場、岩原スキー場、苗場スキー場などがあり、夏場はコンサートやイベント会場としても利用されています。
客室数が多く、夏場は比較的宿がとりやすくリーズナブルな料金設定がある点や、駅からの送迎が充実し、免許を持たないひとでも楽しめる地方リゾートとしても人気です。
妙高エリア
本州のなかでも特に美しいブナ林などでも知られる妙高戸隠連山国立公園の妙高高原があります。
赤倉温泉スキー場や杉の原スキー場など、超ロングコースやモーグルなど、地形を生かした個性的コースで人気です。
日帰りで朝から晩まで滞在して全コースを滑り切ることができるといった点も評判です。
夏場は軽装でできる妙高高原の自然散策が大人気。
標高2454mのうち、スカイケーブルで標高1300mまでを11分間で一気に上がることができます。
斑尾山や野尻湖をはじめ、ほかにも志賀や野沢の山々などの一大パノラマが楽しめます。
開放感あふれる環境に、夜間イルミネーションライトアップなどが行われている季節もあり、こちらもスケールが大きな光の地上絵として、国内外の広い地域のゲストから人気です。
湯めぐりチケットのシステムもあり、こちらも好評です。
その他にも広い県内に見どころたくさん
他にも、町の無料の観光スポットでもある、上越市の高田城や、美しい風景が楽しめるスポットとしても人気がある春日山城跡。
湧水や多数の酒蔵と、原料米を育てる田んぼのホタルや蛙、農村風景もなつかしく美しい、魚沼エリアなど、本当に楽しめるエリアが沢山あります。
8月の初旬からやく半月続く、長岡の花火も有名です。
県内全域に、古くからの寺社仏閣が多く、若い世代のパワースポットめぐりや仏像マニアの人気も高いです。
新潟まとめ
広い新潟県。
ペーパードライバーでも、比較的走りやすい道路が多いということもあり、特に夏場は、美しい風景などを求めながらも、運転練習もかねてドライブでこうした地域を回る方も多くあります。
ですが冬場は、豪雪地帯ということもあり、お天気次第では交通移動の時間が、地元のヒトでも読みにくいという地域でもあります。
季節や天気にあわせて、ゆとりを持った移動手段とスケジューリングもお忘れなく。
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