北海道は、国内外では非常に有名な観光地です。
非常に広大で、国内で唯一「道」と呼ばれています。
県庁所在地は「札幌」です。
道の木は「エゾマツ、アカエゾマツ」、道の花は「ハマナス」、道の鳥は「タンチョウヅル」です。
リゾートも都市型観光も、大自然もありの、大観光地と言えるでしょう。
一度ではあじわいつくせない魅力と広さは、いつの時代も人々をひきつけてやみません。
札幌
大通公園は、雪まつりで有名ですね。
千歳空港からまずは札幌にでて、観光を楽しむのは定番コースです。
北海道の最大都市「札幌」は、碁盤の目に整備されて広々としています。
大通り公園は、その特徴をしっかり見ることができる場所です。
冬だけではなくどの季節も美しいです。
春先は一斉に花と新緑が出そろい北国ならではの景色です。
時計塔は、とても有名ですね。
「旧札幌農学校演武場」が正しい名前ですが時計台で親しまれています。
大通公園のそばですから忘れず立ち寄りましょう。
重要文化財に指定されています。
時計台が出来たころこの周りには高い建物がなにもありませんでした。
今ではビルの間にありますが、これこそが、開拓精神をもって北海道を切り開いた人々の功績を明らかに表した姿なのです。
ぜひ内部も見学してみましょう。
夜のライトアップもすてきです。
さっぽろ羊ヶ丘展望台も、札幌観光の定番です。
牧畜、酪農の盛んな北海道ならではの風景が、アクセスのいい場所で見られます。
有名な「クラーク博士の像」が、羊の放牧された草原と、札幌市街を見下ろしています。
ここでは、「ジンギスカン」が食べられます。
北海道のジンギスカンは内地のお店とはひとあじもふたあじも違います。
初夏にはラベンダーの見ごろを迎えます。
小樽
「小樽運河」は、ロマンチックな眺めがすてきです。
昼もいいですが、夕方がとくにいい眺めです。
全長が1キロを超える運河は、大正時代に作られたもので、今も地元の方々に大切に守られています。
道民カップルのデートスポットでもあり、ガラス工房ではきれいな雑貨が多くそろっています。
おみやげを調達するにはベストポイントと言えます。
特に女性へのおみやげに小樽のガラスは喜ばれます。
函館
「函館山」も、デートに向いています。カップルでの旅行なら外せません。
日本三大夜景として讃えられる函館の夜景は、絵葉書にもなっています。
ロープウエイで山頂まで上がるのがいいでしょう。
きらきらと上品な印象の函館の夜景は、地理が良く、函館湾と津軽海峡の海岸線が絶妙なカーブを描きます。
派手すぎず、地味すぎず、幻想的で心を奪われます。
展望台でお食事を頂けますので、これも行く価値ありです
旭川
旭山動物園は、国内でも遠くからこれだけのために来るリピーターが多いくらい、人気の動物園です。
工夫を凝らした展示は、子供だけでなく大人も目を見張り、動物への理解がふかまること請け合いです。
ペンギンパレードが有名ですね。
オオカミの森、エゾシカの森は、捕食関係を考慮した展示が見どころです。
動物と人間と自然のかかわり方について、楽しみながら考えが深まる知的な観光体験です。
美瑛・色彩の丘は、どの季節でも楽しめる、花の名所として、道民にも観光客にも愛されています。
一面の花のじゅうたんはカメラマンにも人気です。
とても広いですが、トラクターバス「ノロッコ号」で移動できますので、お子様や脚に自信がない方も大丈夫です。
花こよみが公開されていますので、特にお好みの花があればその時期がもっとも楽しいですよ。
網走
網走市・能取湖は「アッケシソウ」の大群生地です。
見ごろは8月下旬から9月ごろです。
この時期に北海道旅行をするなら、ぜひ立ち寄りましょう。
オホーツク海とつながったこの塩水湖には、北海道ならではの原生植物が豊富です。
「アッケシソウ」は、晴れた日がとくに美しいです、空を映す湖面と深紅の紅葉のコントラストは、ここだけで見られる貴重な風景です。
釧路湿原はタンチョウヅルの生息地として有名ですね。
他にも亜寒帯の湿原ならではの風景が広がっています。
釧路川を中心としたこの地域は「国立公園」に指定されています。
ほかにも、エゾシカ、オジロワシ、リスもいます。
じっくりみたいなら、カヌーでのクルージングがありますので利用しましょう。
真冬にはワカサギ釣りの名所にもなります。
装備をしっかりして、白銀に染まった湿原で、釣果を求めてみてはいかがでしょう。
網走監獄は、現在は博物館になっています。
日本でもっとも北にある監獄は、使われていたころはつらいことで有名でした。
脱獄が出来ないことも知られていたようです。
当時の囚人がどんな様子だったのかを再現した展示が置かれています。
壁や柱は当時は手作業で建造されました。
今も、囚人たちが残した削り痕が残されています。
ちかよってよく見ると生々しいです。
ここでは、監獄のご飯を頂けます。
現代の監獄のご飯はおいしいですのでおすすめです。
「くさい飯」は昔のことになりました。
ガリンコ号乗船は、冬の道東の観光としては、ぜひぜひ!組み込みたい体験です。
オホーツク海を流氷を割ってすすむ「ガリンコ号」の迫力は、とてもいい思い出になりますよ。
お子様はおおよろこび、大人だってニコニコしてしまうクルージングです。
航路のあたりは、亜寒帯の動物が暮らしています。
アザラシやオオワシがいないか注意してみましょう。
夏場は、釣りができる船が出ています。
釣果をクール便で家に送ることもできますから、釣り好きの方はいかがでしょう。
登別
登別温泉は、いろんな温泉を一度に楽しみたい、温泉好きにはよく知られている温泉です。
泉質が異なる温泉が近い場所に沸いていますので、ハシゴで楽しむのもいいでしょう。
温泉街から散歩できる位置にある地獄谷では露出した地面から温泉が吹き出すところが見られます。
穴がたくさん開いていてワイルドで珍しい景色です。
日本の温泉100選には必ず上位でランクインしますし、この頃では海外にも知られている、温泉の名所にぜひ寄ってみてください。
定山渓
定山渓温泉は、札幌の奥座敷にあたる場所にある、緑に囲まれた温泉地です。
ツアーではとてもよく組み込まれています。
渓谷に沿って温泉施設と宿がある風景は、ほっこりと心安らぐ素朴な風情です。
定山渓温泉は、紅葉の名所として知られています。
メリハリがある渓谷の風景と、温度差がある北国ならではの鮮やかな紅葉は、道民の紅葉狩りにも選ばれています。
ここはかっぱ伝説の里でもあります。
さがすと、かっぱの像があちこちにあります。
日帰り温泉もありますので、泊まらなくても楽しめます。
アイヌ民族博物館は、蝦夷の地に古くから住んでいた先住民、「アイヌ」の歴史を知る施設です。
「ポロトコタン」と地元では呼ばれています。
アイヌの「コタン(村)」を湖のそばに再現しています。
アイヌの古い踊り「イオマンテリムセ」は必見です。
体験展示も多くあります。
まとめ
北海道は、地域とテーマを絞って回るのがいいでしょう。
広大ですので、おのおのの地域からえらんで回るのもおすすめです。
どの季節もいいですので、ぜひ検討してみてくださいね。
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