「長野県」は、本州の中央部にあり、海には面していません。
古くは「信濃」、「信州」と言われました。
中央アルプスの峰々に分断されて、地域ごとに大きな特色があり、観光でも選べるバリエーションが豊かです。
県庁所在地は「長野市」です。
県の木は「白樺」、県の花は「リンドウ」、県の鳥は「ライチョウ」です。
山岳地帯には、貴重な動植物が生息していて、登山者には古くから愛されています。
観光であれば、地域ごとの交通の便はあまりよくないので、地域を絞って回るのがいいでしょう。
それでも、広大な県ですので、盛りだくさんな旅行になります。
松本城
![長野松本城](https://xn--zfvo28e.co/wp-content/uploads/2016/08/9d0065a22811d1ae470d1020162a7281.jpeg)
松本城は、必ず行っておきたい「長野の名所ナンバー1」です。
観光しやすい位置にあるので、楽に楽しめるお城です。
国宝であり、北アルプスを背景に、白い壁と黒い瓦のコントラストが鮮やかな「松本城」は、見てよかったと思える威容です。
硬軟兼ね備えたお城で、櫓はお月見のために、天守は戦いのときに機能的なように、よく考えられた優れた建築としての価値が高いです。
「用の美」があるお城と言えましょう。
折々にはイベントも行われます。
HPで通知されますので、好みのイベントに合わせて訪れるのも楽しいです。
善光寺
![長野善光寺](https://xn--zfvo28e.co/wp-content/uploads/2016/08/c382b5d4af2371b5c4075889474157da.jpeg)
善光寺は「牛に引かれて善光寺参り」の善光寺です。
一生に一度は行っておくべきと言われる参拝スポットの一つです。
実は朝がすばらしいですね。
「お朝事」では、日の出とともに僧侶がお勤めをするのです。
このとき、参道で待っていると、参拝者に功徳を授けてくれるのです。
この「お数珠頂戴」は人気で、早朝から善男善女がやってきます。
善光寺の参道では、有名な「善光寺そば」を頂きましょう。
工夫を凝らしたお店が並んでいますので、好きなところを選ぶのに迷います。
これも楽しみの一つです。
健啖な方ははしごもできるでしょう。
昼の善光寺周辺は、にぎやかで観光気分いっぱいです。
お土産としては、「赤唐辛子」が有名です。
これも工夫を凝らしたお店がたくさんです。
「マイ唐辛子」を調合できる店もあります。
信濃国分寺は、「ハスの名所」として有名です。
ぜひともハスの開花時期に訪れたいお寺です。
参観は無料です。
シーズンには池には一面のハスが咲きます。
国の文化財になっている「三重塔」とあわせて、極楽浄土を思わせる風景です。
ハスは朝に咲きますから、これも「早起きは三文の徳」です。
白骨温泉
![長野白骨温泉](https://xn--zfvo28e.co/wp-content/uploads/2016/08/f863ea6be0f869ca1805edd6a27b13ab.jpeg)
白骨温泉は真っ白なお湯に入れることで知られています。
体にいいことで知られ、湯治や作家の逗留に親しまれています。
歌人、若山牧水が愛した温泉です。
鎌倉時代には、白骨温泉は利用されていたようです。
昔の人々も、ここで心と体をいやしたのでしょう。
自然の中にある秘湯は、現代でも癒しのちからをなみなみとたたえています。
実は、白骨温泉のお湯は、沸きだしてから、流れていく過程で白くなるのです。
この着色の理由は、温泉の湯の中の成分です。
白いのは石灰が主体で、地中のコンディション、気温、湯の温度や湿度で、さまざまに変化します。
明るい空色や、クリーム色のお湯になる場合もあります。
そのため、リピートしても飽きません。
「地獄谷温泉」では、お猿さんも温泉に入ります。
テレビなどでご覧になった方もあるかと思います。
動物好きのみなさんはもちろん、世界的にも珍しい見ものですので、ご覧になる価値があります。
「地獄谷野猿公苑」で入場すれば、山林にわけいることなく、ニホンザルに会えます。
飼われていない野生のサルたちが、かわいい仕草でお風呂につかります。
秋は紅葉もありお風呂にもいいですから、ねらい目です。
「渋温泉」には、ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の湯屋のモチーフになった「金具屋」があります。
あの情緒ある建物はしっかりモデルがありました。
迷路のような内部、古くてモダンでどこか懐かしい調度は、タイムスリップしてしまったかのよう。
毎日、夜には宿の主人が、金具屋の歴史や、文化財について話す文化財巡りがあります。
宿泊すると参加できます。
「斉月楼」は必ず見てください。
昼見ても、夜に見ても、美しさに息をのむはずです。
特にライトアップされた斉月楼は神秘的で、ここに来たらチェック必須の風景です。
軽井沢
![長野軽井沢旧三笠ホテル](https://xn--zfvo28e.co/wp-content/uploads/2016/08/7f3b8f3e6e7fc9016ee6de815d42e68e.jpeg)
旧軽井沢は、裕福な人々の避暑地として、昭和の時代には親しまれました。
今でも、別荘地らしい面影を残した建物が立っています。
観光としては、「旧軽井沢銀座」がとても力を入れていて、おみやげやおいしいものがたくさんあります。
おしゃれなお店が多く、デートにはもってこいですから、カップルで行くと特に楽「天狗屋養蜂店」が人気です。
「腸詰屋」さんなど「ソーセージ」がおいしいお店もあります。
軽井沢プリンスショッピングプラザも、とても多くのお店がありますので、お買い物にお勧めです。
アウトレット商品で、お値ごろなものを見つけましょう。
海外のブランドや、セレクトショップのものがお得に買える、おしゃれさんにはたまらない場所です。
食事も、人気の飲食店がえりすぐりですので、はずしません。
まとめ
駆け足ではありましたが、「長野の観光」をご紹介してまいりました。
都会から軽装備でも大丈夫な場所を中心にしましたが、健脚な方には、山岳地帯のハイキングも楽しいでしょう。
高山植物がある高山に行くには、それなりの装備がいりますので、旅行会社に事前に相談しましょう。
アンケートでは「幸せだと思う県民」がもっとも多い「長野県」へ、幸せのおすそわけをもらいに行くのはいかがでしょうか?
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