嶽温泉で心も体もリフレッシュ!満足度が高い旅館・ホテル

温泉

嶽温泉の紹介、見どころ

青森県は弘前市にある嶽温泉をご紹介いたします。嶽温泉は岩木山のふもとに湧き出る温泉地です。雪深い青森の山の中で、ふと気づいた雪穴から湯気が立ち上っていたのを村人が見つけ、笹小屋を建てたところから、この温泉は始まったとされています。後に1794年、あたらに1,000mほど下の地に湯小屋が建てられました。これが現在の嶽温泉の始まりです。

泉質は硫黄臭のきつい硫化水素性です。効能は、真菌症(水虫)・慢性膿皮症・糖尿病・リウマチ性疾患など。

 

弘前周辺の観光スポットは数多くありますが、ここでは嶽温泉からも車で気軽に行けそうな場所で、特に見ていただきたい所をご紹介します。

まずは、弘前城です。嶽温泉から車を利用して渋滞無しで、35分ほどで行けます。桜の季節が特に美しいのですが、最近の話題は城の移動改修工事です。2015年に曳屋(ひきや)という技術で本丸を移動して仮天守台に一時的に預けられました。

何百年に一度、有るか無いかの大工事です。一見の価値あると思います。ぜひ弘前城、一度チェックしてみてください。

 

そして同じく嶽温泉から車で30分程度の所に津軽藩ねぷた村があります。ねぷた祭は夏のお祭りですが、ここに行けば年じゅうねぷたを観ることが出来ます。

祭気分さながらのお囃子を聴きながら、色とりどりのねぷた鑑賞、絵付け体験なども出来ます。青森ならではの観光をお楽しみください。

 

嶽温泉おすすめの旅館、ホテル

では、嶽温泉でお薦めの宿を幾つかご紹介しましょう。

山のホテル

山のホテルは創業1674年と言われていますから、かなり歴史有るホテルですね。湯の花の舞う源泉かけ流しの温泉が自慢の宿です。

天然のヒバを贅沢に使った浴槽には硫黄の匂いのする温泉が溢れます。この温泉は女性に優しく、冷え性や神経痛、慢性の婦人病に効くとされています。

 

この山のホテルの一番の売りは、マタギめしと呼ばれる食事にあります。マタギとは狩人のことで、この地方に古くから伝わる狩人の料理を今も味わうことが出来るのです。

豊かな山の幸・里の幸に加えて、狩でしとめた鹿や熊を郷土風にアレンジして出される料理は、此処でしか味わえないものとなっています。嶽温泉を訪れたら、まずはマタギめしを食べてみてくださいね。

 

縄文人の宿

次にご紹介するのは、縄文人の宿という名の旅館です。旅館といっても、客室数わずか4室の小さな宿。ここは、雪深い季節にこそ、その良さがわかるような宿です。板間に設えられた囲炉裏がとても趣のあるロケーションで、炉端で焼く食材に郷土の温かみを感じます。

食事は主に炉端焼きがメイン。地酒とともにいただく夕食はたまりませんね。

温泉は離れにある露天風呂が良い雰囲気で、これも雪の季節ならと想像すると一度は訪ねてみたい宿です。

 

田澤旅館

青森県の嶽温泉旅館組合のページには田澤旅館とありますが、実際には田沢食堂という暖簾のかかった入口から入ります。外観だけでは旅館とはわからず、食堂の構えですが、中にはちゃんと温泉もあり宿泊出来るスペースも整っています。

ほかの宿と違い、此処はヒバの浴槽ではありませんが温泉は天然温泉で白濁した硫黄臭漂うお湯がたっぷりと出ています。

食堂も経営されているので、食事には困りませんね。立ち寄り温泉としての入浴も可能なので、お客さんは絶えません。混浴風呂もあります。

 

嶽ホテル

嶽温泉の宿場のなかでも12室あるのは広いほうかも知れません。大広間・小広間もあるので、少し人数の多い旅行を企画されている方には嶽ホテルをお薦めします。

温泉は総ヒバで造られた浴槽にたっぷりと湧いています。ヒバの香りが硫黄臭に勝るほど天然木の香りって強いのですね。白濁した温泉は、お肌にも良さそうです。此処は露天風呂もありますが、内湯のほうが温度が高く、湯上がりも保温効果が持続します。

 

食事は、マタギめしのほか山菜や刺身など豊富に用意されていますので、ご予約時にお確かめくださいね。トウモロコシの収穫の時期には、この地のブランド品『嶽きみ』というトウモロコシをいただくことが出来ます。嶽きみで作るコーンスープが絶品で、嶽ホテルでも出されますが、時期があるので狙って行ってくださいね。

 

嶽温泉まとめ

嶽温泉近くの旅館を4つ紹介しました。いかがでしたか。ほかの地域と違って、山に近い小さな宿が多かったですね。どこも新しくはないのですが、懐かしい感じと自然の癒しを求めて旅されたい方にはピッタリかと思います。

特に、この地方独特の郷土料理を楽しめるのは良いですね。通り一遍な会席料理が主流の中で、古くから山里で親しまれてきたマタギめしなど、体にも優しい素材をたくさん使用して女性にとっても嬉しいヘルシー食だと思います。

 

また、青森は四季の表情もはっきりと感じられる土地柄、厳しいですが冬場の旅行も思いで深いものとなるでしょう。桜の季節から、夏場のねぷた祭、雪深い冬の青森まで、一年を通じて観光客も絶えません。季節ごとに訪ねてみるのが一番贅沢な旅の仕方かも知れませんね。

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