吉田温泉で羽根をのばす！疲れを癒せる旅館・ホテル

吉田温泉の紹介、見どころ

宮崎県にある吉田温泉の歴史は古く、1554年霧島山の噴火による地震で起きた地形変動が元になり岩間から湯が湧き出たとされています。

逸話ではこの地の温泉で鹿が傷を癒していたことから、万病に効くと信じられ、1577年、当時の領主であった島津義弘により温泉の近くに湯権現社を建立。薩摩藩時代は『吉田ん湯』として親しまれてきましたが、廃藩置県の後、民間に運営が譲渡され温泉名も『吉田温泉』と改められました。

自動車道えびのICより約1時間のこのエリアには大自然の見どころがいっぱいです。韓国岳は野鳥や昆虫、高山植物の観察にも適しています。また甑岳（こしきだけ）には湿地植物が自生し、山裾の針葉樹林は国の天然記念物に指定されています。

つさらに、つじヶ丘やすすきヶ原と呼ばれるポイントでは、春に秋に季節感溢れる植物の観察が出来ます。

冬場のえびの高原ではスケートも楽しめて、四季を通じて楽しんでいただけます。

吉田温泉には主たる宿泊施設は数少なく、近隣の温泉宿と併せてご紹介いたします。

交通アクセス：マイカー利用で九州高速道えびのＩＣより１０分。列車利用の場合はＪＲ京町温泉駅より車で３分。

温泉は吉田温泉に加温しています。源泉かけ流しで人工温泉は含みません。にごり湯が特徴です。

総部屋数４室という小さな規模で、なんと温泉は内湯が一つだけ。基本設定は混浴ですが、入浴時間を調整のうえ、お部屋ごとの予約でお入りいただけます。

料理はいわゆる山里料理がメインです。地元の野菜、山菜を中心に宮崎県産の黒豚などを使用した陶板焼きも人気です。また、宿で出されるご飯には、吉田の棚田米を使用しています。

宿の売りは都会の喧騒から離れて、ゆったりと田舎暮らし気分を味わいたい人にはピッタリな宿です。大型ホテルのような大浴場やエステルームは無いですが、吉田温泉にしかない極上の癒しの時間を過ごせます。

交通アクセス：お車で小林ＩＣより30分、あるいは溝辺ＩＣより車で60分。

温泉はえびの高原温泉100％の源泉かけ流し。人工温泉含まず。大浴場の他に、露天風呂、家族風呂、貸切り露天風呂があります。露天風呂から望む韓国岳は壮大な景色です。

料理は宮崎特産の地鶏や黒豚を使用した陶板焼きがメインで、人気料理となっています。また、伊勢エビを豪華に配した刺身の舟盛りも宴会には華を添えてくれます。この地方でしか味わえない霧島ぼっけ鍋会席も珍しくて一度は食べてみたいですね。

朝食には、えびの産のお米を使用。手づくりの浅漬けとともに田舎風朝ごはんをいただけます。

交通アクセス：えびのＩＣから車で５分。

温泉は京町温泉100％、源泉かけ流し。人工温泉含まず。内風呂と露天風呂が男女各一つずつあります。その他、全客室６室にはそれぞれ露天風呂が完備。

記念日などのイベントに宿泊利用の場合は、予約しておけばバラの花びらを浮かべたバラ風呂も用意してもらえます。女子には嬉しいサプライズサービスとなるでしょう。

料理はえびの高原の特産品をふんだんに使った贅沢な懐石料理が人気です。また、十兵衛流懐石と呼ばれる数種類のプランを用意。予約時にお選びくださいね。

交通アクセス：えびのICより車で20分

温泉は白鳥温泉100%に加水。源泉かけ流しで人工温泉は含まず。

えびの市街を一望出来る温泉宿。天然の蒸気を利用した蒸し風呂体験もできます。お肌ツルツル・スベスベになること間違いなし。

料理はシンプルな田舎料理となりますが、夕食・朝食の二回食での宿泊もお値段が安くて旅行者には嬉しいサービスです。また、野菜と魚中心のヘルシー朝食だけの宿泊プランもあります。

宿泊費を抑えて観光やレジャーを一層楽しみたい方には充分な宿です。

交通アクセス：列車で京町温泉駅から徒歩２分。車では、えびのICより５分。

種田山頭火も立ち寄ったとされる老舗の旅館。田舎の古い宿らしい佇まいが素敵です。温泉は京町温泉に加水処理。源泉かけ流しで人工温泉は含まず。

有名な洞窟露天風呂は一つなので、男女あるいは混浴が時間帯により区切られています。露天風呂には五右衛門風呂もあり、古い時代の入浴風景を思い起こしながら温泉を楽しめます。

お料理は自家製の野菜をふんだんに使っています。地元産の黒豚を使用した、しゃぶしゃぶ鍋も人気です。

吉田温泉と名のつくポイントに、吉田温泉100%で営業している宿は少ないのですが、この地方は、かつて火山の活動も活発だったことから各所で温泉が湧き出ています。自動車道が整備されたことにより、えびの高原エリアの温泉にも大変アクセス良く行けるようになりました。

乗馬や酪農など体験型のレジャーを目的に訪れるのも良いですし、観光メインでもお楽しみいただけます。山あいの宿も多いので、自動車での移動をお奨めいたします。

気の合う仲間とのグループ旅行にいかがでしょうか。