台北の押さえておきたい観光エリアと人気のホテル

アジアは観光地として人気が高い地域です。その中でも台湾の台北は、世界各国から多くの観光客が訪れており、気楽に観光できることから日本人にも人気が高い観光地です。

日本統治時代の近代洋風建築物、伝統的な建築様式の建物が軒を連ねるレトロな街並みに、台湾の歴史と伝統を感じます。

見事に息の合った衛兵の交代式が人気の「忠烈祠（チュウレツシ）」、若者の観光客で賑わう「永康街（ヨンカンジェ）」など観光スポットが豊富で、その中でも食の宝庫として知られる「士林（シリン）市場」は、必ず行っておきたい場所の一つです。

台北の観光スポット、グルメ

戦争で亡くなった英霊をまつる祠（ほこら）である忠烈祠は、瑠璃瓦の青い屋根と白い壁、そしてアーチを縁取るオレンジの対比が美しい大門が印象的な観光スポットです。見事に息の合った衛兵の交代式が人気で、その様子は、ほかではお目にかかることができないものです。

人気のショッピングスポットである永康街は、さまざまな飲食店や雑貨屋が立ち並んでおり、たくさんの地元民や観光客で賑わっています。リーズナブルなお店が多いことから、若者の観光客が目立ちます。

台湾を訪れた際に、必ず行っておきたいのが士林市場（士林夜市）です。台湾の定番中の定番である小籠包をはじめ、渡り蟹のおこわ、台湾ソーセージ、牡蠣オムレツなど、さまざまな味を楽しめることから“食の宝庫”といわれ、観光客に人気があります。

天母SOGOの地下にある「鼎泰豊（ディンタイフォン）」は日本にも進出している名店です。普通の小籠包、海老と豚肉の小籠包など種類豊富な熱々の小籠包は、どれを食べてもハズレることはありません。

日本にも九州に1店舗を構える本格的な台湾料理店、「欣葉（シンイエ）」。その本店である台菜創始店で食べる渡り蟹のおこわは格別の味です。

濃い目の味付けで渡り蟹がたっぷり乗っており、同店を訪れた際には必ず食べておきたい一品です。

善導寺駅からすぐの場所に位置し、MRT 善導寺駅まで徒歩で1分弱という好立地にあるHotel Cozzi（和逸台北忠孝館）。

宿泊料金は高めで、外観も決して豪華とはいえません。しかし、観光の拠点として利用するのに最適な立地なので、台北を存分に楽しみたい人にぴったりのホテルです。

ホテル周辺には、台湾本場の朝ごはんや名物の豆乳が楽しめる、「阜杭豆漿（フーハン・ドゥジャン）」や、人気観光スポットの「中正記念堂（ちゅうせいきねんどう）」があり、どちらも歩いて行ける距離にあるので気軽に台湾観光を楽しむことができます。

2013年の11月にオープンしたばかりなので、外観内装ともにとても綺麗です。外観とは裏腹に、館内は高級感が漂っています。

せっかくの海外旅行なので、高級感のあるホテルに泊まって旅行気分を実感したい、という人におすすめのホテルといえます。

MRT中山駅から徒歩10分の場所に位置する豪華な五つ星ホテル、アンバサダーホテル台北（台北國賓大飯店）。

石原慎太郎や蓮舫など多くの著名人が定宿として利用していることで知られています。宿泊者が無料で利用できるジム、サウナ、プールなどもあるので、ホテルでのんびり過ごすことができます。

地元民に愛されている夜市、「寧夏夜市（ニンシャー・イエスー）」は、観光客も楽しめる人気スポットで、ホテルから徒歩で移動が可能です。

同ホテルは、高級ホテルやブランド店が集まる台北の中心地に位置しているので、ショッピングを楽しみたい人も十分満足できます。飲食施設もレベルが高く、一流の味を堪能できます。

高級感も味わいたいけれど庶民的な雰囲気も味わいたい、そんな人におすすめのホテルです。

MRT中山駅から歩いて5分の高級ホテル、ホテルロイヤルニッコータイペイ（老爺大酒店）は、台湾観光局より最高ランクの五つ星ホテルに正式認定されているホテルです。

スタッフには日本語がほぼ通じるので、言葉のストレスを感じることはありません。屋上ジムや季節営業のスイミングプールを完備していますが、プールの深さは大人の顎くらいあるので、小さな子どもは浮輪が必要かもしれません。

女性にとって重要なポイントであるアメニティは全てロクシタンです。シャンプー、コンディショナーは髪の毛がサラサラになると評判で、毎日新品を置いてくれます。

通りを挟んだ反対側には、日本人観光客に大人気の台湾式シャンプーを体験できるお店があるので、すっきりしたい人は試してみてもいいでしょう。

台湾の伝統や歴史を感じることができる観光スポット、そして庶民的な味から高級料理までさまざまな味を楽しめる台湾の台北は、アジア旅行を考えている人にとって、とても魅力的な場所です。

成田、仙台などからは飛行機で約4時間。九州からは2時間半ほどで行けるので、気軽に海外旅行を楽しめるのも魅力の一つです

台北へは食目当てで行く人が多いと思いますが、現地を訪れた際には、是非、観光地にも足を運んで歴史と伝統を感じてくださいね。