青森県の蔦温泉とは?その特徴
青森県の奥座敷である、南八甲田の中腹にたたずんでいる蔦温泉は、ひっそりとしたブナの森にあり、森の時間が流れる静かな時を過ごすことができる温泉です。
こちらの蔦温泉は、既に久安3年には、湯治小屋があったということが文献に残っており、蔦植物が豊富にあったからこういった名前が付いたという風に言われていますが、はっきりしたことはわかっていません。
その後、湯治小屋から旅館へと経営をされるようになり、蔦温泉は、映画などの撮影地として登場することもあり、人気の温泉地となりました。
老舗の青森の蔦温泉は、森の生命の息吹を感じることができ、都会の喧騒を忘れることができる、桃源郷のような温泉地です。その自然美は美しく、山々に囲まれながら、きれいな空気の中、温泉を堪能することができるのが特徴です。
こちらの蔦温泉では、一軒宿である、「蔦温泉旅館」が唯一営業されており、源泉を楽しむことができます。また、蔦の七沼と呼ばれる湖沼が点在していますので、森巡りを楽しむことができ、野鳥観察などにも適しています。
こちらの蔦温泉は日本百名湯にも選ばれています。
蔦温泉おすすめの旅館、ホテル
蔦温泉旅館
蔦温泉旅館は、蔦温泉の源泉を楽しむことができる旅館としては、こちら一軒だけのお宿となります。蔦温泉には、久安の湯と呼ばれるお風呂、そして泉響の湯と呼ばれるお風呂があります。
こちらは湯治専用の混浴風呂として以前は営業されていましたが、その後改築され、現在に至っています。時間入れ替え制で、男性、女性それぞれに対応を行っています。どちらのお風呂も、素晴らしい湯を堪能することができます。こじんまりとしていますが、古びた雰囲気がそのまま残っており、佇まいなどもとても好評です。
さらに、浴場内には、なんと水槽があり、地に生息している川魚が泳いでいるのも楽しめます。
蔦温泉のお風呂はすべて源泉の上の方に浴槽がある形にないrます。ブナ材を利用している湯船の底からお湯が沸きだしていますので、空気に触れていない生のお湯を楽しむことができるのです。底板から湧き出ているので、お湯が少し刺激があり、熱く感じるのですが、とてもお肌に優しく、素晴らしい泉質なのです。
また、蔦温泉旅館では、立ち寄り入浴も行っており、日帰り温泉を楽しむことも可能です。料金は、リーズナブルですし、バスタオルの貸し出しも行っています。
特筆すべきは、その客室です。特別和洋室などの客室は広々としていて、ファミリーの方などにも適しています。
ホテルポニー温泉
こちらのホテルポニー温泉は、蔦温泉から近い、十和田市にある温泉ホテルとなります。蔦温泉のお湯を日帰りで楽しみたい、という方は、こちらのポニー温泉を利用されることも多いようです。
こちらのポニー温泉では、源泉掛け流しのお風呂を堪能することができるお宿としても人気ですし、出張などに利用されることも多いです。
リーズナブルなお値段で、天然温泉を楽しむことができることから、人気の温泉ホテルとなります。また、ドライサウナや、ラジウム陶盤浴という、ラジウムが含まれている陶板の上に横になるという陶板浴を楽しむことができます。こちらの陶板浴では、天然ラジウムの効果などで、細胞の新陳代謝を良くし、そして体の調子を整えてくれる効果があります。
また、十和田市まで10分、十和田湖への観光などの拠点、日帰り温泉を楽しむ拠点としても便利な場所に位置しています。またビジネスの拠点としても利用されることが多いのです。
食事は、十和田名産のさくら肉を堪能することができます。
十和田シティホテル
こちらの十和田シティホテルは、十和田市に位置し、蔦温泉からの距離も近く、便利な場所に位置しているので、青森県の蔦温泉を日帰りで楽しむのにも最適なホテルです。
こちらの十和田シティホテルからは、十和田市現代美術館へも徒歩圏内ですし、さらには飲食街にも隣接しているので、非常に利便性が良く、観光の拠点としても、ビジネス目的としてもよく利用されているホテルです。
以前までは、創業120年の下山旅館として営業されていましたが、現在の十和田シティホテルに生まれ変わりました。こちらの十和田シティホテルには、天然鉱石をあしらえた、人口温泉共同浴場がありますので、旅の疲れをいやすことができます。
蔦温泉の日帰り温泉も楽しみつつ、十和田市観光をするのにも適したホテルです。お食事は、十和田バラ焼きプランなどのプランが人気です。
蔦温泉まとめ
いかがでしたでしょうか。蔦温泉は、青森県の十和田市に位置する温泉ですが、ひっそりとした森の中にたたずむ温泉地であり、蔦温泉旅館一軒しかないという古くからの名湯となります。
日本名湯100選にも選ばれている、湯治場としても有名であったこちらの蔦温泉では底板から直接湧き出ているお湯を堪能することができます。ぜひ、温泉好きの方は、一度こちらの温泉を体験してみてくださいね。
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