湯郷温泉の紹介、見どころ
湯原温泉、奥津温泉とならぶ美作三湯のひとつ、それが湯郷温泉です。この湯郷温泉の特徴は、温泉地であると同時に温泉地ではない、その多様性にあります。これがどういうことかと言いますと、この湯郷温泉は温泉地として拡大、発展を遂げましたが、それと同時に色々な観光スポットを誘致、建設したので、結果として温泉地としての特色が薄まったということです。
湯郷温泉の近くには、湯郷てつどう模型館や現代玩具博物館など、各種の博物館があります。その他にも、テニスコートやプールなど、各種のスポーツ施設があります。
博物館で珍しい物を見学したり、スポーツで汗を流した後、ゆっくり温泉につかるという従来の温泉地では出来ないことが、この湯郷温泉では出来るのです。色々な施設があるから、温泉に入る以外にも色々なことが出来る、その多様性こそ、湯郷温泉の強みなのです。
温泉も楽しみたいけど、スポーツや観光など他の事も同時に楽しみたい、そんな欲張りなことを考えている人にオススメの温泉だと言えます。
湯郷温泉の泉質は塩化物泉で、源泉の温度は40度ほどです。消化器病や神経痛などに効果がある温泉なので、そういった持病のある方にもオススメです。
湯郷温泉おすすめの旅館、ホテル
竹亭
湯郷温泉に数ある温泉旅館、ホテルの中でもっともオススメ出来る旅館、それが竹亭です。この竹亭の売りは、竹林の中にある露天風呂です。
雰囲気のある露天風呂や自然感のある露天風呂はたくさんありますが、竹林に囲まれている露天風呂はそうありません。竹林特有の情緒を味わいながら風呂に入ることが出来る、これは大きな魅力だと言えるでしょう。
他にもこの竹亭には展望式の大浴場があるので、美作の町並みを見下ろしながら風呂に入ることが出来ます。
そんな風呂の素敵さ以外にも、竹亭には大きな魅力があります。それは、犬同伴で泊まることができる点です。世の中にはたくさんのホテルや旅館がありますが、犬を同伴して泊まれるところは多くありません。
しかし、この竹亭なら、何の問題もなく犬と泊まれることができます。もちろん、犬が泊まるのは旅館そのものではなく、旅館のはなれではありますが、それでも、同じ旅館に泊めてくれるのはありがたいです。
他にも、竹亭には犬用のサービスもたくさんあるので、犬と一緒に温泉旅行がしたい人にとっては、最高の旅館だと言えるでしょう。
そんな竹亭の宿泊費は、8千円から1万6千円です。犬同伴で泊まる場合は2千円ほど高くなりますが、それでも十分リーズナブルなホテルだと言えるでしょう。
宿湯郷温泉かつらぎ
次にオススメするホテルは、和モダンな宿湯郷温泉かつらぎです。このホテルはその名前通り、和風にしてモダンな雰囲気のある宿です。古めかしい和風の宿も、あまり現代的な宿も好きではない人にとっては、たまらない宿だと言えるでしょう。
そんなかつらぎの売りは、料理の豊富さにあります。普通の懐石料理から、和牛ステーキ、鍋、アジアン創作料理など色々な料理を食べることが出来ます。特にアジアン創作料理は、その辺のホテルでは食べることが出来ない変わった料理なのでオススメです。
他に特筆すべき点として、ホテル内にエステとヨガがあることがあげられます。温泉で肌を美しくした後は、エステでさらに肌を美しくする、そういったことが出来るのが非常に魅力的です。
温泉に関しては、大浴場と貸し切り風呂が1つずつあるだけで、特にこれと言った特徴はありません。可もなく不可もなくといったところです。
そんな和モダンな宿湯郷温泉かつらぎの宿泊費は、8千円から1万3千円ほどです。そこそこリーズナブルな値段で泊まることが出来るのも、このホテルの特徴だと言えるでしょう。
季譜の里
最後にオススメするホテルは、季譜の里です。この季譜の里の売りも、料理の豊富さです。かつらぎもかなり料理が豊富なホテルでしたが、季譜の里は、それ以上に豊富な料理があります。
宿泊客の好みに応じて、しゃぶしゃぶ、すきやき、ロースステーキと肉料理の種類を選ぶことが出来ますし、他にもトラフグやシシ肉など変わった食材を食べることが出来ます。
それ以外にも、オードソックスな懐石料理などがあります。これらの中から食べる料理を選ぶことが出来るのは、かなりの魅力だと言えるでしょう。この料理の豊富さが、季譜の里最大の魅力ですが、季譜の里は決して料理だけのホテルではありません。
和風な雰囲気の漂う温泉も、また魅力的です。石畳のある素敵な露天風呂と、広々とした大浴場があり、どちらも温泉としての質が高いです。それ以外にも、薬石蒸風呂という健康にいいサウナがあります。季譜の里に行くなら、このサウナにも入っておくべきでしょう。
そんな季譜の里の宿泊費は、1万5千円から2万8千円ほどになります。
湯郷温泉まとめ
湯郷温泉の魅力は、温泉以外にも博物館やスポーツ施設など様々な施設がある、その多様性です。
どんなに質のいい温泉であっても、温泉に入っているだけではいずれ飽きがきます。そんな時、博物館観光をしたりスポーツをして気分転換し、また違った気分で温泉に入ることが出来ます。それこそが湯郷温泉の強みだと言えるでしょう。
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