ソーラン節の音楽と躍動する踊りのYOSAKOIソーラン祭

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YOSAKOIソーラン祭りは、北海道札幌で行われるお祭りです。

長い冬を経て気候が良くなり、人々の表情も木々の緑も伸びやかになった6月に開催されます。札幌の目抜き通りである大通公園を中心とし、市内各所で繰り広げられるよさこい踊り。

ルーツは高知県のよさこい祭りなのですが、1992年に高知よさこい祭りの鳴子と北海道の民謡であるソーラン節を程よく足して割った結果に生まれたのが、よさこいソーランなのです。

それぞれが色鮮やかで個性的な衣装を身に着け、鳴子を握りしめた踊り子たちがソーラン節の音楽と共に躍動する情熱的な場面がそこかしこで見られます。

よさこいソーランのチームを見ているとそれぞれがオリジナリティに満ちているので、何がよさこいソーランなのか判り辛いと感じる人もいるかもしれませんね。よさこいソーランは新しいお祭りらしく、厳しいルールを課せられることなく自由に踊れる点も魅力のひとつ。

守るべきことは、鳴子を持つこととソーラン節のフレーズを取り入れるという2点だけなのです。鳴子は全国で親しまれているよさこいのシンボルであるために欠かせません。

また、「ヤーレンソラン」と鰊漁の様を歌う北海道民謡は、道民の魂ともいうべき幼い頃から体に染み込んだリズムですから外すわけにはいかない。

でも、それ以外は各チームの意向に任されているという、自由極まりない踊り。たくさんの人が魅了されてしまう理由がわかるような気がします。

このお祭りを観覧するには、パレードの沿道で自由に見る、桟敷席でゆっくりと見る、ステージ前でじっくりと見るの3通りが考えられます。自由に見る場合はあちこちと見やすい場所を見繕って見られるというメリットがあります。

桟敷席は500円と格安ですが、1時間半～2時間という時間制限があるので注意しましょう。ステージ前には特別観覧席を有料で見る、ステージサイド席で見る、フリースペースで見るなどの方法があります。ステージでは熱気が直接伝わってくる臨場感溢れるエリアなので大人気。

どこが自分の観覧スタイルにマッチしているのか、事前リサーチは念入りに行っておきましょう。

もしも、よさこいファンで撮影を趣味としているのならば、エリアによっては3脚もしくは1脚も利用禁止となっているので気を付けましょう。

混雑ぶりは想像以上。機材の故障も招きかねないのでマナー厳守で楽しんでください。

毎年、様々な工夫を凝らした演舞が楽しめるので、リピーターの多いお祭りとしても知られています。

YOSAKOIソーラン祭り周辺のおすすめグルメ

よさこい期間中に多くの人の胃袋を満たしてくれるのが、北のふーどぱーく。

だいたい、お昼前から夜まで営業しているので、ここまで来れば食べ物ジプシーになる心配はありません。ここで食べられるものは実に様々。

一番楽しみなのは、食材の宝庫北海道ならではのシーフード。蒸し牡蠣や毛ガニ汁、いかめし、海鮮トマト鍋は近くに行っただけで食欲をそそられます。焼き物も豊富で、ホタテ、ツブ貝、カニ、ウニは鉄板。

ラーメンも欲しくなってしまいます。骨付きラムステーキやジャンボ串などの豪華メニューもおススメ。ぶらぶら歩きながら食べるお祭りフードとしては、巻き巻きソーセージ、かぼちゃコロッケ、鶏ザンギ、黒牛メンチカツがいいですね。

さて、よさこいは午前中から夜まで賑わうお祭りなので、近くに宿泊を押さえられると休憩のためにぶらっと帰れるので便利です。地下鉄利用が容易なので、お祭り会場付近に拘る必要はないでしょう。

最上階には大浴場を有するホテルです。札幌駅とすすきのの間で、札幌滞在には文句なしの立地。

レディースフロアがあり、グッズの貸し出しやアメニティも豊富です。空港までのバスが発着します。

新しさはないものの、ゆったりとしていると高評価を得ています。特に朝食利用者にはウケもよく、コスパがいいホテルです。スタッフの方の対応もgood。

このホテルでは、大通公園側に面したお部屋を確保するとよさこいが部屋にいながらにして楽しめます。お祭りは楽しみたいけれど、意欲的に動き回るのは性に合わないといったスタイルにピッタリです。

すすきの駅よりですが、お祭り見学にも最適です。部屋の寝具、バスタブ、アメニティなどに細やかな気遣いがたくさん見られ、気持ち良い滞在ができます。すすきのが近いという事もあり、夜のお出かけ、食事場所にも困りません。

他の4件よりは祭り会場と離れている点は否めないものの、静かなおもてなしを期待する大人の女性に滞在してほしいホテルです。ショッピング、アミューズメント、レストランなどが入ったサッポロファクトリーの隣に位置しています。

地元民の足である100円バスを使えば、札幌駅からわずか100円でサッポロファクトリーまで到着するので便利。

旅行先でも常に人気の札幌。その憧れの地、札幌で行われるお祭りですから、考えただけでもワクワクドキドキが止まりません。そこで目の当りにするよさこい演舞の迫力は、北海道一と言っても過言ではないほど。

そして、それを感じるには自らが足を運ばないことには感じることが叶わないのです。6月、札幌の風に吹かれながら見るよさこいは、あなたに言葉にし難いほどの感動を与えてくれることでしょう。

さあ、あなたも躍動感に包まれ、道民の魂を感じてください。