江戸城見学と言っても、今は江戸城という名前で残されている建造物よりも皇居の一部として残されているのでイメージがつきにくいかもしれません。
しかし江戸時代ではこの江戸城が政治の中心、経済の中心でした。江戸時代は約400年以上から始まり、大政奉還が行なわれたのは約150年前ですからそれほど昔ではありません。それで私達が見学できる場所では比較的保存状態がよく残っています。
江戸城の天守閣とは?
お城の最大の魅力は天守閣ですが、現在江戸城の天守閣は残されていません。実は天守閣がないのはかなり昔からにのぼり、徳川三代大名家光公の時に消失しています。
その当時天下を統一していた徳川家でしたから贅沢の限りを尽くして天守閣を再建する事もできたとは思いますが、そうはしませんでした。
その理由としては、天守閣は戦のときの守りに使いますが、もう戦国の世が終わりまた戦になるということを考えなくて良かった事、また大きく豪華な天守閣を立てて他の大名の財政を苦しめたくなかった事などが挙げられます。
このように考えて見ますと三代目担ったときにはかなりの平和な世の中になっており、徳川家も自信が余裕があったことを垣間見る事ができます。そのように天守閣がなくなってから約350年以上経ちますから、その姿は想像するしかありませんが、いまでも天守台なら見ることが出来ます。
その天守閣が消失してからは本丸の富士見櫓が天守閣の代わりとして用いられてきましたが、いまでもその富士見櫓を見ることが出来ます。
江戸城はたびたびの火災によって消失している部分も多いですし皇居の一部にもなっていますのですべてを見学する事はかないませんが今でも多くの人の観光スポットになっています。
特に東京は外国人の観光客が多いですので日本のお城を見たいということで賑わいがあります。今江戸城を感じる事ができるところで人気のところは大手門、本丸、二の丸、三の丸です。大手門の魅力は東京駅からまっすぐにある立地でとても大きな門です。
ここを通るときに考えた地位の箱の同じ門を江戸時代の大名達が通ったと言う事です。そのように考えるとこの都心の真ん中にいてタイムスリップしたような感覚を感じる事でしょう。
大手門から内部に入るときにはまっすぐ入れずに四角く囲まれた部分をとおらなくてはなりません。このようにして敵からの侵入を防いでいたのです。本丸、二の丸、三の丸も無料で見学する事ができます。都心の中で緑の多い場所ですからリラックスするのにも打ってつけです。
江戸城付近のグルメスポット
お勧めできるのは新丸ビルの中に入っているオー・グー・ドゥ・ジュール・ヌーヴェルエールです。
このレストランはミシュランの一つ星を獲得しており高級感あふれるレストランです。店内の雰囲気も格調高く、ディナー時に訪れると東京の綺麗な夜警を望む事ができます。
また料理の内容は本格フレンチで、一つ一つの素材が吟味され、そして丁寧に料理されています。シェフのこだわりで一つ一つの料理が芸術品のように彩りよくサーブされていますので、食べるのがもったいなく感じるほどです。
前菜からデザートにいたるまでの流れが完璧で、この空間に身を浸すのは格別の時間です。
江戸城跡周辺のおすすめホテル
パレスホテル
最初のあげることができるのがパレスホテルです。このホテルは1961年開業の老舗のホテルですが近年大幅リニューアルし設備が新しくなりました。しかし老舗ならではの日本人の心を持ったおもてなしは顕在し、このホテルに泊まるなら都心でのラグジュアリーな時間を楽しむ事ができるでしょう。
江戸城跡をお部屋やロビーから望む事ができ、都心の中心でありながら緑を感じる事ができます。お部屋のアメニティも充実しており、これが5坪視のホテルと言うのを実感していただけます。
ホテルモントレ半蔵門
次に紹介するのはホテルモントレ半蔵門です。皇居からわずか1キロメートルの立地にあり、東京の中心地である半蔵門駅に隣接していると言う抜群のロケーションです。
外観からも内観からも分かりますが、江戸、和というのがコンセプトにあり、まさに江戸城見学をした後に宿泊するのに打ってつけでしょう。半蔵門のあたりは江戸時代に武家屋敷として栄えたところです。
そのような歴史を考えながら宿泊するのも粋でしょう。コンセプトは和ですがホテルモンテルのコンセプトであるヨーロッピアンな雰囲気もあり和と用の融合を楽しむ事ができるでしょう。
お部屋もシモンズのベット、加湿機能付き空気清浄機が常備されており快適な滞在を約束します。
江戸城まとめ
東京の中心でありながら歴史を感じる事ができて、また自然を感じる事ができる江戸城跡は東京の観光の名所といえるでしょう。
東京を訪れてショッピングを楽しみたいと言う気持ちもありますが、その気持ちを抑え、今から150年-400年前の歴史に思いをはせてみるのは私達現代の日本人が行う事のできる、まさしく「粋」な行動でしょう。
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