皆生温泉の紹介、見どころ
皆生温泉は鳥取県の米子市にあり、弓ヶ浜の皆生海岸近くにある温泉です。弓ヶ浜は白い砂の美しい浜辺で、夏になると海水浴場として多くの人が訪れています。日本の渚100選にも入っています。
更に、そこから広がる景色は日本の白砂青松100選に入っています。国内初となる全日本トライアスロン皆生大会が開かれた場所でもあります。
皆生温泉の宿泊施設は山陰では最大規模で、鳥取県にある温泉の中で入浴客が最も多いと言われています。また、山陰の熱海と呼ばれたりもします。ナトリウムやカルシウムなどを含む塩化物泉で、美肌の効果があるとされるメタケイ酸も含まれています。塩化物の濃度が高いと保湿効果があり、新陳代謝を良くします。
そして、体の芯から温まることができます。ナトリウムには洗浄効果、カルシウムには保湿効果があり肌をしっとりさせます。
日本の朝日100選に入る海沿いの大山の朝日を温泉街から見ることができ、都市景観100選にも入っています。様々な100選にランクインしている素晴らしい風景は訪れる人を魅了します。
温泉だけでなくスキーやキャンプ、登山など楽しみに訪れる人も少なくありません。皆生温泉街にある皆生海浜公園辺りに潮風の足湯がオープンされました。この足湯からも海を眺めることができます。
皆生温泉おすすめの旅館、ホテル
松月
海の湯という展望大浴場があり、お湯に浸かりながら日本海の景色を眺めることができる大浴場があります。夕暮れ時は大浴場のライトがガラスに映り、薄暗くなった海の景色と同時にロマンチックな雰囲気を味わうことができます。
貸切露天風呂である潮騒の小露天は4種類あり、1番に人気があるのは樽風呂です。円形の浴槽からは木の香りが漂い、その香りにも癒されます。岩風呂や庭風呂もあり、風情があります。
そして、みかげ風呂がありますが車椅子優先の貸切風呂となっています。また、樽風呂と岩風呂には内湯もついています。松月は、館内が全てバリアフリーで、訪れる人全てに快適な時間を提供しています。
岩盤浴もあり、体内の脂肪を燃焼したりデトックス効果があり、健康と美へ繋がります。飲み物も用意されています。エッセンシャルオイルを使用したアロマトリートメントで、心身とも癒され健康に近づくアロマテラピーもあります。料理に使われる牛肉は鳥取和牛です。オリジナルの日本酒も用意されています。
皆生つるや
一流の庭師がコーディネートしたつくよみの庭という中庭があり、川の流れまで造られています。冬になると雪が積もるなど、季節によって様々な姿になります。回廊やロビーからも見渡すことができる幻想的な風景で、夜はライトアップされた違う雰囲気を味わうことができます。
大山の朝日が9階のバンケットホールから眺めることができます。また、地元の作家が手掛けた美術品を飾るギャラリーなどもあり、アートを感じさせる宿です。
露天風呂と繋がる大浴場はとても開放的で磯の香りが漂います。露天風呂は木の屋根がついていてお洒落です。日中の眩しさや日焼けを気にする必要はありません。
皆生つるやのオリジナル商品も揃えられたおんがえしという名の売店があります。山陰地方の名産品も置かれています。温泉の旅で日頃の恩返しをしたい人へ、とお世話になっている方を思い浮かべながら品々を見る楽しみもあります。
お酒や歌を楽しむ場であるクレイン倶楽部があり、夜を優雅に過ごすこともできます。三代に継がれるおかみのおもてなしの心で宿での過ごし方が心地よいものとなります。皆生つるやは5つ星の宿として受賞された宿です。
湯喜望 白扇
天然露天風呂には、だんだん(男性)とのっかり(女性)があり、だんだんは方言でありがとうの意味で、のっかりはゆっくりという意味です。どちらの露天風呂も大きさは同じです。
檜風呂・岩風呂・石風呂を繋ぐぬれ縁はウッドデッキとなっています。檜風呂はバリアフリーです。月の湯と華の湯という大浴場もあり、どちらも美肌の湯とされます。リラックスの効果もあるアロマスチームのサウナがあり、塩湯の後でアロマの効果がアップします。
館内は畳敷きにリニューアルされ、食事は部屋でというくつろぎの場が提供されます。売店には白扇で利用できるバスグッズが販売されていて、一味ちがう入浴を楽しむことが可能です。地酒やオリジナルの塩辛も販売されています。
マッサージチェアもある1階のラウンジからは日本海を眺めることができ、落ち着いた時間を過ごすことができます。カラオケクラブでは海のしずくと名付けられたオリジナルカクテルを味わうこともできます。
皆生温泉まとめ
日本の中でも大変景色の美しい所で、温泉だけなく風景も楽しむことができます。
特に、海の存在で周り全体が絶景となります。宿の心づかいも行き届いているため、心身のリラックスに最適です。鳥取和牛や海の幸など料理も楽しみです。それぞれの宿にオリジナリティがあり、どれも味わいたいという気分にさせられる魅力があります。
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