鶴の湯温泉の紹介、見どころ
鶴の湯温泉は秋田県仙北市の乳頭温泉郷内にある一軒の温泉宿です。その歴史は古く1688年あたりから営業しているそうです。名前の由来は鶴が湯で傷を癒していた事からきているとか。専用の露天風呂もあり女性の方におすすめの温泉です。
鶴の湯温泉のホームページによると寛永15年(1638年)に二代目秋田藩主の佐竹義隆が利用したそうです。一般の客相手の営業は元禄時代(1688~1704年)から記録が残っているようです。この佐竹義隆が利用した際に警護の物が詰めていた建物が鶴の湯温泉を代表する建物です。何でも本陣と呼ばれていて6年おきに茅葺の屋根を葺き替えているそうですね。
また鶴の湯の周辺に厳選が湧いていて白湯、黒湯、中の湯、滝の湯と名前がつています。
白湯は美人の湯と呼ばれ冷えに効くそうです。硫黄ナトリウム・カルシウム塩化物・炭酸水素(硫化水素型)が含まれています。露天風呂のお湯はこの白湯です。
黒湯はぬぐだまりの湯・子宝の湯です。ナトリウム塩化物・炭酸水素が含まれています。中の湯は眼っこの湯です。重曹・食塩硫化水素が含まれています。滝の湯は打たせ湯です。硫黄ナトリウム塩化物・炭酸水素が含まれています。ここは半野外の趣きがあります。
最寄駅がJR田沢湖駅です。駅前から羽後交通 乳頭温泉行をご利用ください。乳頭線のバスは1時間に一本です。鶴の湯温泉のバスがアルパこまくさバス停まで来てくれます。
入場料は大人600円、小人300円、タオル販売200円。有料の休憩所もあります。またコインロッカーもありますのでご利用ください。
鶴の湯温泉おすすめの旅館、ホテル
まず、バスを利用しない場合はレンタカーサービスをおすすめします。近隣にJR駅レンタカーの営業所があり新幹線とセットで利用できます。
鶴の湯温泉
温泉にある旅館です。宿泊には予約が必要になります。一泊二食で8,790円から16,350円のお値段で宿泊できます。
お食事は山菜料理に山の芋の鍋、鶴の湯オリジナルの岩魚の味噌仕立て焼きなどです。昼食は11時30から13時まで受けつけています。食事は各種麺類に山菜丼にカレーなど豊富に用意されているみたいですね。交通アクセスに関しましては上記の温泉と同じです。
別館山の宿は鶴の湯の別館です。温泉は鶴の湯から白湯を引き湯をしているそうです。貸し切りが出来る内湯が二つに露天風呂がひとつです。露天風呂もあいている際は内カギをかけて貸し切りに出来ます。
庵
いおりで囲炉裏を囲んでの食事と風情がある宿です。食事は本館に準じるようですね。地酒秀よし、鶴の湯純米、神代大吟醸、にごり酒賢人、地ビールは白神のブナ酵母で作った秘湯ビール贅沢なコクのダークラガー、秋田の米焼酎などホームページで多くの飲料が用意されていると紹介されています。
囲炉裏を囲んでこれらを飲めるそうです。お値段はサービス相応の14190~21750円です。
ホテル森の風 田沢湖
JR田沢湖駅からバスで20分のホテルです。宿泊料金は4,900円からです。坪庭の露天風呂のかたくりの湯、小川と深い森に囲まれた露天風呂こまくさの湯があります。
お料理はオープンキッチンスタイルのバイキングや、秋田の幸満載の豪華な朝食など盛りだくさんです。
洋室と和室があり、洋室には飼い犬と泊まれる部屋もあるみたいですね。
周辺には鶴の湯温泉だけではなく田沢湖や駒ケ岳、武家屋敷にハーブガーデンなど一日ではとても回りきれません。まさしく圧巻です。
田沢湖高原リゾートホテル ニュースカイ
JR田沢湖駅よりバスで30分、タクシーで15分のホテルです。上のホテル森の風田沢湖より鶴の湯温泉に近いです。宿泊料金は7,269円からです。
「ホテルの展望室から秋田駒ケ岳や水深日本一の田沢湖、そして満点の星空を望むことができる、空に近い宿」がキャッチフレーズです。室内室外の温泉有りで景色を楽しめるとの事です。
食事は季節に応じてかわり、春の「季節の山菜鍋」、夏の「豚しゃぶ鍋」、秋の「季節のキノコ鍋」、冬の「海鮮物と辛みそ鍋」が自慢とか。
ホテル周辺の見どころはたざわ湖スキー場と秋田駒ヶ岳、サボーカルチャーパークです。
田沢湖畔の小さなリゾート ペンションサウンズグッド
変わって田沢湖周辺にあるのがこのサウンズグッドです。JR秋田新幹線「たざわこ」駅からバス12分、お値段は5,500円からです。
グランドピアノ型のお風呂が特徴的ですね。ロフトのあるゲストルーム、雰囲気のあるカフェ、開放的なテラスなどがあります。特にテラスはコーヒータイムや読書に最適との事です。
毎月第1土曜日のジャズピアノの生演奏やセッションが一番の特色ではないでしょうか。
鶴の湯温泉まとめ
鶴の湯温泉の利用は温泉の宿に泊まるか、他の宿を使うかで変わってきます。温泉の宿を使うのでしたら泊まり込みでゆったりお湯につかるのが良いでしょう。他の宿を使うのでしたら昼間に温泉を楽しむことになります。
どちらにせよお昼を食べ温泉にたっぷりと使って体をお安め下さい。レンタカーサービスを利用すれば便利ですが、アルコールをとられるのでしたらバスかタクシーをお使いください。
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