栃木県は、関東地方の北部に位置しています。
人口約190万人で、県庁所在地は餃子や焼きそばで知られたれた「宇都宮」。
県内には世界遺産に登録された日光の社寺や高原リゾートの那須、数多く点在する温泉など有名スポットが数多くあります。
那須
都心からほど近く、美しい自然に囲まれた「那須」。
ここには素晴らしい高原を利用した花あり、森林浴あり、雄大な景色ありの「那須どうぶつ王国」などのテーマパークや、牧場なのでの観光や、新鮮な野菜を使ったグルメ、そしてお買いものなど一日たっぷり楽しめるスポットが盛りだくさんです。
那須を代表する「那須どうぶつ王国」。
ここは大自然の中で約600頭もの動物が暮らし、アルパカやカピバラなど人気アイドルが大集合です。
やさしくふれたり、お昼寝姿を見たり、ご飯をあげたりと心が温かくなる動物たちとの触れ合いはもちろんのこと、パワフルなパフォーマンスも必見です。
近くには、大自然に抱かれた那須高原野菜、那須和牛、コシヒカリを使った自然はレストランが多数あります。
また、散策途中に一息できる高原カフェもおすすめです。
日光
長い歴史が息づく世界遺産・日光山内。
日光山内が世界遺産に選ばれた理由を簡単にご紹介いたしましょう。
多くの建物が17世紀(江戸時代)の日本を代表する日本画の狩野探幽や、大工棟梁の甲良富後守宗弘(こうらぶんごのかみむねひろ)など天才的芸術家による作品であり、権現造りの輪王寺大猷院の霊廟をはじめ、その後の日本の建築様式の見本となりました。
また、日本独特の神仏習合と結びつき、自然と社殿が一体となった神々しい景観が残っていることや、徳川家の墓所として江戸時代の政治に重要な役割を果たしたことなどが認められたため、1990年に「日光の社寺」として世界遺産に登録されました。
山内を巡るのには約4時間とほぼ半日かかりですが、日光山内をバスが走っていますので活用すると便利です。
鬼怒川
ところ変わって「鬼怒川」です。
こちらも言わずと知れたスポットです。
鬼怒川おんせんふれあい橋の手前から、全長約6キロの渓流を下る「鬼怒川ライン下り」。
奇岩や怪石をはじめ、見どころを案内してくれる船頭さんの愉快なトークを聞きながら船上からしか見れない風情ある景色やプチスリル気分味わいながら約40分和舟で下ることができます。
鬼怒川温泉の周辺に点在するスポットの中でも必須の人気スポットは「東武ワールドスクウェア」です。
東京スカイツリーや東京タワー、イギリスロンドンのバッキンガム宮殿、こほ他、世界遺産に登録されている45の名所をはじめ、21カ国102点の建造物が終結しています。
すべて実物の25分の1の縮尺で巧妙に再現されています。
展示物や人形についてくわしく説明してくれるガイドツアーに参加して園内を巡るのがおすすめです。
また、冬季にはライトアップも行われています。
また、江戸時代にタイムスリップできる「EDO WONDERLAND 日光江戸村」も人気のスポットです。
約15万坪にも及ぶ広大な敷地に江戸の城下町を再現してあり、武家屋敷や火の見櫓などが立ち並ぶ街の中を散策したり、劇場施設6か所で芝居をはしごしたり、江戸人になって楽しめます。
宇都宮
県庁所在地の宇都宮です。
宇都宮餃子会が運営するアンテナショップ「来らっせ」は常設5店舗の餃子のほか、日替わりで加盟店の餃子を楽しむことができます。
また、宇都宮餃子の歴史を紹介展示しているコーナーや、餃子グッズの販売スペースがあります。
宇都宮餃子の歴史は、諸説ありますが、戦後に中国から帰国した陸軍が広めたという説が有力です。
その価格の安さとおいしさから庶民の味として親しまれ、「一世帯あたりの年間餃子購入額」が日本一を記録し、同時に宇都宮のご当地グルメとして全国的にしられるようになりました。
餃子と同時にブームがきているのは「やきそば」です。
昭和の時代から地元で親しまれている「宇都宮やきそば」は、太麺から極太麺が使われており、もちもちの食感を楽しむことができます。
薄味で仕上がったものに好みのソースをかけるのが「宇都宮流」で、素朴な味のやきそばにはこちらもお好みで目玉焼き、イカ、豚肉などをトッピングすることができます。
また、栃木は「いちごの産地」としても全国的に有名です。
県内各地で「とちおとめ」が生産されており、いちご農家ならではのイチゴ狩り体験ができます。
体験料は時期により変動しますが1000円~1600円です。
収穫したばかりのみずみずしい完熟イチゴを利用して、イチゴジャム作り体験や、アイスクリーム作り体験など、各農家オリジナルの体験を楽しむこともできます。
栃木市
江戸時代、日光例幣史街道の宿場町として栄え、また巴波川(うずまかわ)を利用した舟運で賑わいをみせた町「栃木市」。
現在も江戸から明治初期にかけて造られた土蔵や見世蔵が残り、風情ある昔町歩きを楽しむことができます。
近年、洗練された雰囲気の裏路地店が続々とオープンしていったことで、新旧の魅力がぎゅっと活気ついています。
通りによって表情の変わる多様な魅力を持つ町をのんびり散歩してみてください。
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