愛知県の犬山城の木曾川に臨む三層の国宝天守は必見

愛知県の犬山城についてご紹介

日本には、国宝5城があるのですが、犬山城はそのうちの一つで、こじんまりとしているお城なのですが、復元ではなく、1537年に建織田信康氏によって築かれた、天守は現存する日本最古の様式で、別名白帝城とも呼ばれています。

木曽川のほとりの小高い山の上に建てられているので、天守閣からの眺めはまさに絶景です。ここに居たお殿様はこんな気分を味わっていたのだろうなと当時の風景がよみがえる気がするほどの絶景ですよ。

このお城実は、全国で唯一の個人所有のお城として保存されていましたが、2004年には、財団法人犬山城白帝文庫の所有となりました。

天守に登る際には、登城口からは、石畳になっていて、いくつかの屈折で登る形になっていますが、これは、敵に攻め込まれた場合に真っすぐに天守にたどり着かせない様にして、攻めてくる敵の横から攻撃が出来るための作りと言われています。

石垣も歴史を感じる造りになっていて、長い年月を感じさせる苔が生えていて昔の人がこれを積み上げた苦労がしのばれます。

お城の中は、結構な急な階段があるので昇り降りは少し大変かもしれません。この急な階段からも復元ではなく昔からの階段という事が分かります。この急階段もやはり敵に攻め込まれた場合にすぐに登れない様にするためのものだったとの説があります。

床を歩くとギシギシという音がして建物のふるさと歴史を感じる事が出来ます。最近の床でギシギシ音が鳴るものが少なくなってきているのでとても新鮮に感じます。天守の中は、土足厳禁で展示物は殆どなく、建物の構造を見るように造られているようです。

最上階は、展望室になっていて転落防止用の網なども無くそのままなので、まさに景色も風もそのまま感じられます。手すりも低く、一見危ないですが、その理由は、出来るだけ本物を味わってほしいとのことです。

展望室には数人スタッフがいて安全管理をされていますので、その点は安心です。名古屋方面、木曽川を挟んだ岐阜方面が眺められます。

城下町は、今もさかえていて電柱は地面に埋められていて、景観も重視されています。その昔、お城と一体となった総かまえのお城だったため、城下町の周りは塀で囲まれていたそうです。

江戸時代の建築様式を残した登録有形文化財も残っていますので街並みを歩くだけでも風情を感じられます。

つけパンシチューが食べられるおしゃれなカフェです。それも、ただのシチューではなく、ごくびき煮込みハンバーグシチュー、厚切りベーコンのカルボナーラシチュー、広島県産牡蠣とチーズのトマトクリームシチューなど名前から食欲をそそる沢山のシチューにふわふわしろパンをつけて食べるんです。

そこに、季節のオードブル、サラダ、ドリンクが付いているセットがおススメです。そこに、追加でパンケーキも付ける事が出来て、サクフワ感が楽しめて女性にもとてもうれしいですよ。夜は、パスタやハンバーガーなどもいただけて一度は訪れてみたいお店です。

城下町の中にある手作り五平餅のお店で、これを食べながら城下町を歩けば何だか昔の人の気持ちになれそうです。注文を受けてから焼いてくれて手作りのたれで頂く絶品です。

お店の瓦にも注目してくださいね、お団子が描かれた団子瓦がとても可愛いです。店内でも、食べられるようになっていて冬には、焼き芋、夏にはかき氷、ソフトクリームも食べられるお店です。

犬山城、朝夕さまざまな表情を映し出す木曽川を眺められる絶景の露天風呂に入れます。お肌がすべすべになると言われているお湯でゆっくりのんびりとくつろげます。

こちらのお湯は、白帝の湯というものでアルカリ性単純泉であり、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、疲労回復、健康増進などにも効果があります。

旬の贅沢を味わえるお料理は、犬山城を見ながらの御料理が頂けます。これぞ料亭の朝ごはんと言えるような朝食は、沢山の和食を中心としたおかずがついついご飯を三杯くらいお代わりしたくなるような和食膳です。

お部屋は、和室と洋室の両方ご用意されていて用途によって選べます。落ち着いた室内からは、川を眺める事が出来るお部屋もありますよ。

女性に嬉しい、リラクゼーションサロンもありますので旅で疲れた身体を癒すことも出来ますよ。館内は全て畳廊下になっていて、和の心地いい空間を楽しめますよ。

国宝に指定されている犬山城、今でも当時のまま姿を残していて訪れる人に感動を与えてくれます。

城内からの眺めは感動ものなので訪れたら是非とも行ってみてくださいね。犬山城の東にある日本庭園、有楽苑と国宝茶室、如庵も静かで風情がありおススメです。緑豊かな庭園で、心癒されるひと時が味わえます。

重要文化財、旧正伝院書院では綺麗なお庭を眺めながら抹茶や和菓子が頂けてこれぞ和の伝統といった趣を味わえます。桜のシーズンになるとまた違った美しさが味わえるので是非とも足を伸ばしていただきたい場所です。