古湯温泉の紹介、見どころ
九州に位置する古湯温泉は、佐賀県の北にひっそりと存在する温泉です。
全国区の温泉ではないものの、厚生省から国民温泉保養地としてお墨付きを得ている寛ぎの地。その指定は昭和41年というのですから、正統な泉歴を誇っています。この古湯温泉はぬる湯であるという特長があり、温度はおよそ38度程度。だからこそ、湯あたりせずに効能を得られるという利点を持ち合わせています。
暑過ぎる湯ではせっかくの効能を感じる間もありませんから、そういった意味でも非常に優れた保養地であると言えるでしょう。入ることで得られる浴用は神経痛や疲労回復。また飲用では、神経衰弱や不眠症の人に効果が期待できます。まさに現代人にはうってつけの効能なのではないでしょうか。
この古湯温泉を抱く自然深き富士町では、春から夏にかけて桜が見どころを迎えます。いくつものお花見スポットがあるので、お湯を楽しむ合間にオススメです。また、それ以外の観光スポットは年間を通して小さいながらも古き良き日本を味わうことができます。
ここから1時間強で到着するハウステンボスのような有名スポットも魅力ですが、時には心静かに古湯温泉の近くを巡ってみるのも心が洗われるような思いに浸れるかもしれませんね。
古湯温泉おすすめの旅館、ホテル
さて、こんな古湯温泉での滞在にオススメな宿をご紹介します。この古湯温泉はずば抜けた高級旅館は存在しません。どこも良心的な料金設定で営業しています。そういった意味で、ハズレはありません。
某旅行サイトで検索しても、いすれも評判の良い宿ばかり。その中でも特筆すべきおススメTop3をお知らせしましょう。
風がささやく離れの宿 山あかり
古湯温泉では贅沢な宿にエントリーされる山あかりは6室のみの宿。
その部屋全てに露天風呂が付いていて、非常にゆっくりとした造りの部屋が自慢です。情緒を感じさせる空間で、お連れの人と又は一人でもゆっくりとした時間を楽しめるに違いありません。
ぬる湯が自慢の古湯温泉だけに、こちらの宿では部屋付の露天風呂を楽しみながらスパークリングワインを飲めるという過ごし方があるのです。まさに特別感あふれる宿泊になりそうですね。
食事は女性が好む、美味しいものを少しずつたくさんといった方式なので、お酒を飲む人も飲まない人にも楽しめるようになっています。
特にバイキング形式のおばんざいが人気です。食事は部屋ではなく食事処でいただきますが、美味しいものを更に美味しくいただけるので不便を感じることはないでしょう。
宿のスタッフのおもてなしが一番の人気の理由かもしれません。
古湯温泉 旅館 杉乃家
旅館の周りはとても静かな自然が広がり、景色も優れた立地に位置しています。敷地内も撮影に適していると思われる素敵なスポットばかり。とても絵になる旅館なので、想い出を持ち帰る意味でも撮影が楽しいものになるに違いありません。
この杉乃家にも露天風呂付の個室がありますが、本館の客室がことのほかおススメです。和洋室もありますが、いずれも旅館風情が漂う純和風の造り。落ち着いて語るには理想的なお部屋だといえます。大浴場の露天風呂から眺める景色も絶景。自然に包まれたような感覚でぬる湯をのんびりと楽しみましょう。
旅の楽しみの一つである食事のメインとなるのは佐賀県産の和牛です。ご馳走度がアップして、満足間違いなし。
古湯温泉 鶴の恩返し よみがえりの宿 鶴霊泉
昔々、鶴が傷を癒したことから命名されたという鶴霊泉。そんなエピソードがあると更に期待値が高まります。日帰り入浴もできるので、そういった点でも使いやすいお宿です。
2015年にリニューアルされたモダンでスタイリッシュなお部屋はとても綺麗で、使い勝手がいいので若い人にも支持を得ています。部屋の置かれた備品や寝具にも拘りがあり、快適に疲れを癒すことが出来るでしょう。
前述でご紹介した2つの宿よりも価格的には手軽に宿泊できる料金。でも、お料理の満足度は確かなものです。
佐賀県は海にも山にも恵まれたところなので、その地の利を生かしたご馳走が味わえます。しゃぶしゃぶや海鮮鍋の食事はヘルシーだから、たくさん食べ過ぎても大丈夫。朝食も人気なので朝からたくさん食べ過ぎてしまうかもしれませんね。
心身共に元気になれるお宿です。
古湯温泉まとめ
今までにこの地を訪れる機会に恵まれなかった人には、是非とも旅のプランニングに加えて欲しい古湯温泉。のんびりすることを目的としたリフレッシュ旅には最適な温泉地なのです。
ご紹介した宿はいずれも泊まるだけではもったいないほどの魅力を持っています。慌ただしく過ごすのは避けて、余裕のあるプランニングで是非とも寛ぎの時間を堪能してください。ぬる湯は疲れを癒し、疲れを溜めない湯治にピッタリなのです。
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