今治温泉の紹介、見どころ
四国の今治温泉についてご紹介いたします。今治は愛媛県の北東部に位置する、しまなみ海道（西瀬戸自動車道）の終点地でもあります。しまなみ海道開通以来、本州から芸予諸島を通過して今治に上陸する観光客が増えました。
これまでは四国には船や鉄道で渡るのがポピュラーでしたが、しまなみ海道にはサイクリングロードもあるので近年は自転車を利用した観光客もたくさん見かけるようになりました。特にアラサー女子サイクリングなど、女性ばかりのグループ旅行者も目立ちます。
今治温泉の泉質はチョッと硫黄臭のする塩化物泉。保温と美肌効果にも優れていて女性には嬉しい効能がたくさんあります。
また、今治は全国でも屈指のタオルの産地であります。今治ブランドのタオルは本当に肌触りが良くて、使いだしたら他のタオルとの違いがハッキリとわかります。温泉関連商品でもあるので、一度チェックしてみてくださいね。
温泉周辺の観光スポットで有名なのは今治城。こちらも一度は訪ねてみる価値あるポイントです。JR今治駅から瀬戸内バスに乗り10分程度で行けますので、ぜひご覧ください。
築城から数回の再建・改修等はされていますが、見どころがたくさんあります。天守最上階からは、しまなみ海道の来島海峡大橋が見え、瀬戸内海を望めます。
今治温泉おすすめの旅館、ホテル
今治温泉での宿泊にはどんな所がお薦め出来るでしょうか。
今治国際ホテル
部屋数350以上という大型のシティホテルです。最近この地を訪れるサイクリング客を想定してなのか、客室に自転車を持ち込めるサービスがあります。
ホテルなので大半は洋室がメインなのですが、和室９室、和洋室３室もあるので、畳のお部屋をお探しの方はお問合せと早めのご予約をお奨めします。また、女性のためにデザインされたツインルームも完備。泊まってみたい方は、こちらも是非お早めの確認をしてくださいね。
お風呂は会員制のスパの中にあり、ホテルにしては珍しく大浴場も完備されています。温泉は今治温泉100％の天然温泉になります。露天風呂もあり、ここがシティホテルだということを忘れてしまいそうな空間では、ゆったりと寛ぎの時間をお約束します。
シティホテルの体裁なので、夕食の設定は基本的にはありません。食事は館内に備わったレストランを利用していただくことになります。和・洋・中とそれぞれに設定があり、個室も完備されています。
特にお薦めは和食の離れ座敷『松泉亭』です。ここからは日本庭園もご覧いただけます。
竹庭 清正乃湯
次にご紹介するのは、今治ICからほど近い竹庭 清正乃湯という宿です。
ちょっと変わり種な宿です。ここは天然温泉の公衆浴場と、貸別荘タイプの天然温泉風呂付き宿泊施設が一緒になったところです。竹庭の名にふさわしく、５棟限りの貸別荘は約800坪といわれる広大な竹林の中にあります。京都や軽井沢などの地名を冠した、それぞれに趣向の違う造りの別荘でプライベートな温泉タイムを楽しんでいただけます。
旅館のイメージというよりは、スーパー銭湯の休憩施設が離れに有るといった感じですが、竹林の風情とプライベート感は極上の贅沢気分を味わえます。
皆楽荘
こちらは鈍川温泉のエリアでもあるのですが、今治温泉から比較的近い、車で20〜30分程度のところに位置する宿なので併せて掲載いたします。
皆楽荘は総部屋数10室の小じんまりとした宿になります。温泉は道後まさりの良質な湯である、伊予三湯の一つとして古くから親しまれてきたため、利用者も多いです。
皆楽荘の温泉は単純温泉です。源泉の中に含まれるラドンの量が多いため『すっぴん美人の湯』などとも呼ばれています。湯上がりスベスベ効果に期待したいですね。
夜の食事は、来島の海の幸を使った会席料理が主となっていますが、レジャーや観光ポイント重視の方のために、朝食のみを付けて宿泊するプランもあります。また、食事無しの場合は、かなり宿泊費もお安く抑えられますので、旅程と検討してご予約ください。
スーパー銭湯 キスケの湯
最後に、宿泊の設定はありませんが今治駅前の天然温泉使用のスーパー銭湯 キスケの湯をご紹介します。
ここの温泉は、ナトリウム塩化物泉の天然温泉100％で保温効果が高いとされています。神経痛・冷え性・慢性婦人病・五十肩などに効果があり、女性に優しいお湯です。
施設内には食事どころも有るので、ゆったりと温泉に浸かった後は、おなかを満たして、また車や自転車で走り出すのも良いですね。早朝６時から入浴可能なので旅の途中の立ち寄りに、ぜひご利用してみてください。
今治温泉まとめ
列車でも自動車道でもアクセスの良い今治は、四国の玄関口の一つでも有ります。
この地を通過点として四国一周旅を計画される方には、途中の立ちより宿として今治温泉をお薦めいたします。また芸予諸島の周遊、しまなみ海道サイクリングツアーなど楽しみ方は様々ですので楽しい旅行を企画してみてくださいね。
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