一度は訪れたい阿寒湖温泉！リフレッシュできる旅館・ホテル

阿寒湖温泉の紹介、見どころ

北の大地、北海道の阿寒町。まりもでお馴染みの阿寒湖は有名ですね。北海道でも最大規模のアイヌコタン（原住民アイヌの文化が保護された地域）や、阿寒湖の遊覧船など、1日と言わず何日でも遊びまわれるスポットです。

そして、遊び疲れた体を癒すのは温泉です。阿寒湖温泉は阿寒湖湖畔に広がる温泉街です。開湯は約140年も前に遡ります。当時はアイヌが利用していた秘湯とも言える場所でしたが、明治最後の年、1912年に小さな旅館ができ、開発が進みました。現在では30軒以上もの旅館、ホテルがあります。

雌阿寒岳、雄阿寒岳、阿寒富士と、３つもの火山を持つ阿寒は、正に温泉天国です。源泉は14もあり、単純泉、硫黄化水素泉のお風呂を楽しめます。

アイヌの歴史、文化に触れ、風光明媚な阿寒湖を堪能し、温泉で疲れを癒す。また、キタキツネやエゾシカといった、野生動物も高い確率で見ることができます。都会に疲れた現代人に大自然の営みがきっとパワーを与えてくれるはずです。

今回はそんな、魅力の詰まった温泉地、阿寒湖温泉のおすすめ旅館・ホテルを5つ、ご紹介します。

ニュー阿寒ホテルのウリは、なんといってもお風呂です。その名も「雲海」と「天舞」。期待させてくれるネーミングですね。ご安心を。その期待、絶対に裏切りません。

「雲海」はガラス張りの窓から阿寒湖を見下ろす岩風呂です。夕暮れ時の穏やかで、どこか切ないひと時を、雄大な阿寒湖を眺めながらのお風呂で過ごせたら……。考えるだけでうっとりしてしまいます。

「天舞」は古代ローマをイメージした大理石のお風呂です。美しく、落ち着いた大浴場で、ジェットスパ、打たせ湯、サウナと、疲れを癒す機能が満載です。長旅の疲をしっかりと取り、翌日に備えられます。

あかん悠久の里鶴雅は、和室、和洋室の客室を提供するお宿です。快適でくつろげる和室にこだわっており「くつろぎの和室」「機能的な和室」といったコンセプトのもと、多様な和室を展開しています。和洋室では、椅子やベッドが設置されており、お年寄りにも安心です。

大浴場では、もちろん雄大な阿寒湖の織り成す景色が堪能できます。中でもお勧めの浴場は「展望大浴場　天の原」です。阿寒湖と阿寒連山の大パノラマを、お湯に浸かりながら堪能できます。また、姉妹館である鶴雅ウイングスのお風呂も利用できる点も、嬉しいポイントです。

ホテル阿寒湖巣の特徴は源泉100％かけ流しの庭園型露天風呂「鹿鳴の湯」です。このお風呂は深さがなんと、女性の肩が浸かる程度あるのです。体の芯までしっかりと温まってもらいたい。そんな思いが込められての深さだそうです。

鹿鳴の湯では、お湯の色がまるで阿寒湖のような美しいエメラルドグリーンに見えることがあります。条件が整った際に見られるものなので、必ず見られるとは限りません。運が良ければ、まるで阿寒湖に浸かっているかのような不思議な体験ができるかもしれません。

客室はお１人様向けのものが用意されており、一人旅でも安心です。さらに、2名様向けには囲炉裏部屋のプランがあり、普段は経験できない囲炉裏のある生活が楽しめます。

阿寒の森鶴雅花ゆう香は、先ほどご紹介した「あかん悠久の里鶴雅」の姉妹館で、鶴雅のお風呂を利用可能です。

阿寒の森鶴雅花ゆう香の特徴は、多彩なプランにあります。

「赤ちゃん旅プラン」……赤ちゃんをお連れのお客様用のプランです。ベビー用品貸出、赤ちゃんの急な発熱によるキャンセル料無料、夜泣きをしても安心な角部屋への案内といった、赤ちゃんを連れての旅行でも安心して楽しむことができます。

「わんちゃん旅プラン」……犬を連れて旅行したいという要望も、阿寒の森雅鶴花ゆう香なら大丈夫です。別棟への案内にはなりますが、本館とのアクセスは問題ありません。わんちゃんも大切な家族だから、旅行の時に置き去りにするのは可愛そう……。そんな悩みも、これで解決ですね。

他にも、女子旅プラン、一人旅プランといった、多種多様な要望に応えるためのプランが用意されており、あなたの希望に沿ったものも、きっとあるはずです。

本物の源泉かけ流し温泉に浸かりたいという通な方には、こちら「民宿　桐」がお勧めです。

源泉100％、加水、加温なし放流式の24時間入浴可能なオーナー手作りの浴槽が温泉マニアを唸らせます。

民宿ならではの「あたたかさ」が、この宿にはあります。オーナーとの会話を通して、心から温まってみてはいかがでしょう。

阿寒湖温泉の中から５つの宿をピックアップさせていただきました。他にも様々な特色のある宿があるので、書ききれないことが残念です。皆様の阿寒湖温泉旅行のご参考になれば幸いです。

では、雄大な自然とアイヌ文化、そして最高級の温泉をご堪能下さいませ！