川湯温泉の紹介、見どころ
川湯温泉には、他の温泉にはない大きな特徴があります。それは川湯温泉の名前の通り、川を掘ると温泉が出てくるところです。日本には数多くの温泉がありますが、この手の自然温泉は非常に珍しいので、これを目当てに大勢の観光客が訪れます。
いくら川から温泉が出ても、その温泉に入れなければ意味がない、そう思われる方もいるでしょう。そういった方のために仙人風呂があります。この仙人風呂は、自然の川をせき止めて作った巨大な露天風呂で、冬の間だけ作られる期間限定のお風呂です。
仙人風呂の魅力は、その雄大さと、人の手がほとんど入っていない自然さにあります。仙人風呂は1000人入れるというほどの巨大な風呂なので、もはや風呂というよりプールのような規模になっています。これだけの巨大な風呂は、日本中探してもどこにもないでしょう。
それだけでも魅力的ですが、そんな風呂が自然のままの姿で存在しているというのはなお魅力的です。他の温泉と違い、人工的な要素がほとんどないので、風呂というよりも、川につかっているような感じになります。
その自然さが、仙人風呂の魅力なのです。もちろん、川湯温泉の中には仙人風呂のほかにも、きちんとした人工の温泉がありますので、そういった普通の温泉に入りたい人も、ちゃんと満足できる温泉であることを付け加えておきます。
川湯温泉おすすめの旅館、ホテル
川湯温泉冨士屋
川湯温泉の中でオススメの宿泊先は、川湯温泉冨士屋です。
この旅館の売りは、旅館の目の前に大塔川が流れているところです。川が目の前にあったとしても、旅館としての売りにはならないと思われる方もいるでしょう。しかし、この川は普通の川ではありません。仙人風呂にも使われる温泉の出る川なのです。
大塔川のどこを掘っても温泉が出る、というわけではありませんが、少なくとも冨士屋の前にある川の場合、湯脈が地下にあるので、少し川を掘るだけで温泉が湧いてきます。
つまり目の前にある川を掘ることで、オリジナルの温泉を作ることが出来るのです。
サービスのよいことに、冨士屋にはスコップと水着を貸し出すサービスがありますので、ここに来るだけで、いつでも温泉掘りをすることが出来ます。それこそが、冨士屋最大の売りなのです。
それ以外にも、冨士屋内には立派な内風呂と露天風呂がありますので、オリジナル温泉に入った後、普通の温泉でさっぱりするという贅沢を味わう事もできます。
そんな冨士屋の宿泊費は、1万3千円から2万5千円程度になります。
ペンションあしたの森
次にオススメする宿泊先は、ペンションあしたの森です。このあしたの森は、ホテルでも旅館でもないペンションなので、独特の雰囲気を楽しみながら宿泊する事が出来ます。
そんなあしたの森の売りは、冬になるとペンションの目の前に仙人風呂があらわれるところです。ちょうどペンションのすぐそこにある川をせき止めて風呂を作るので、気軽に仙人風呂を味わうことが出来ます。
ペンション内にも、貸し切り可能な家族風呂や源泉かけ流しの内風呂がありますが、せっかく川湯温泉に来たのなら、プールみたいに巨大な仙人風呂を味わうべきでしょう。仙人風呂がすぐそこにあるのが、このペンション最大の売りですが、料理がおいしいというのも見逃せない魅力のひとつです。
手作りの米と地元の牛を使って作られたステーキセットは、このペンションの名物になっています。
そんなペンションあしたの森の宿泊費は、1万1千円から1万4千円ほどになります。
温泉民宿大村屋
最後にオススメする宿泊先は、温泉民宿大村屋です。この大村屋の売りは、宿泊料金のリーズナブルさにあります。温泉つきの宿泊先にも関わらず、8千円から9千円ほどの値段で泊まることが出来ます。これが食事なしの素泊まりの場合、5千円以下で泊まる事も可能です。この圧倒的な安さこそ、温泉民宿大村屋最大の売りなのです。
それ以外にも、この民宿にはぺット同伴で宿泊できるという売りがあります。ぺットと一緒にとまる場合、宿泊費が2千円以上上がってしまいますが、それでもぺットと一緒に観光できるのは大きな魅力です。
なので、ぺット同伴可能な旅館やホテルを探してるならこの大村屋に泊まるのがよいでしょう。
ちなみに、この大村屋には内風呂のほかに岩風呂があります。この岩風呂は、こじんまりとしていて雰囲気のある露天風呂なので、そういう風呂が好きな方にはオススメできます。
とにかく宿泊費を節約したい、けど温泉にはしっかり入りたいし、出来ればおいしい料理も食べたい、そういう方には、もってこいの宿泊先だと言えるでしょう。
川湯温泉まとめ
この川湯温泉の売りは、1にも2にも仙人風呂です。川を掘るとお湯が出てくる温泉は、川湯温泉の他にも数箇所ありますが、仙人風呂のような巨大な自然風呂があるのは、この川湯温泉だけです。
なので川湯温泉に行くなら、仙人風呂が開設されている冬に行くのがオススメです。冬に行って、1000人入れると言われている巨大な風呂を、存分に堪能すると良いでしょう。
コメントを残す