タイ人と結婚し、仕事も辞めてタイのバンコクに移住して1年が過ぎました。
プランもなく何とかなるだろうという甘い考えでとりあえず移住しましたが何とかなっています。
1年間住んでみた感想はとにかくタイは住みやすい国だということです。
その理由をまとめてみましたので、ひとつの事例だと思って参考になればうれしいです。
1.気候がいい!
年中温暖な気候が過ごしやすい!
なんといってもタイは南国なので、年中ポロシャツと短パン、サンダルで過ごせます。
私は寒いのが苦手なので、この解放感は最高です。
シニアの移住先の人気ランキングではタイはマレーシアに次いで2位です。
上位の国々はアジアを中心に温暖な気候の国で占められています。
寒い冬は人間の身体に負担をかけ、外に出かける意欲もなくなるので健康にもよくないです。
花粉症にはならない!
私は重度の花粉症持ちなので、毎年3月から5月は花粉症の薬なしではやっていけませんでした。
毎日薬を飲むことに抵抗もありましたが、飲まないと鼻水とせきが止まらないし、頭もボーっとするのでやめることができませんでした。
タイに移住して花粉症を解消できたことがメリットとして一番大きいかも。
もう春は日本に帰りたくありませんね。
2.住環境もいい!
バンコクは、ジム・プール付きのコンドミニアムが豊富です。
住環境も日本と比べて快適です。
私が借りたコンドミニアム(日本の賃貸マンション)は1LDKですが、妻と2人暮らしには十分です。
リビングルームにはソファとプラズマテレビが備え付けられています。
ベッドとマットレスもついています。
2人で寝ても問題のない大きさです。
トイレと洗面台です。キレイです。
タイの部屋には珍しいバスルームがついていたのもこの部屋を選んだ決め手でした。
キッチンです。冷蔵庫も備え付けです。
結構大きいので二人暮らしには十分です。
都市ガスは無いのでキッチンのコンロは電気です。
料理はしないのでほとんど使いませんでした。
ベランダはあります。
洗濯機は備え付けられていないので買いました。
東芝製で、6,690バーツでした。当時のレートで2万円ちょいです。
写真だけで伝わらないかもしれませんが、二人で住むには十分な広さです。
日本の賃貸と違って、家電やベッドがついているというのはすごく便利ですね。
これで家賃は月々13,000バーツと約4万円弱(1バーツ=3円)と激安です!
日本だとこの値段でこの広さのマンションを借りることは無理でしょう。
ちょっとテンションが上がりました。
さらに、共用施設にはジムはついてるし、南国らしくプールもついてます。
ジムはウォーキングマシンが3台とエアロバイク1台、あとはダンベルがある程度の小さなジムですが昼間は人がいないので人目を気にせず運動できます。
プールも泳ぐには十分な広さです。
暑い昼の時間帯にバンコクの街を見ながら泳ぐのは最高です。
プールは2面あります。
昼間の時間帯は人がいないのでいつも貸切状態です!
カラダを動かしたいけどマシンだけでは飽きるので続きませんが、プールだと全身運動ができるし、なにより気分転換にもなるので、運動する機会が増えました。
そして、年中泳げるのが最高です。
運動した後は、気持ちいい風を感じながらソファでビールですね。
作業スペースもあります。
エアコンも効いてWifiも完備なのでネットで作業する環境としては最高。
使ったことありませんが、クリーニングもあります。
1年間借りたのはIDEOというデベロッパーのコンドです。
BTSクルントンブリ駅の目の前の好立地!
サヤームやプロンポンといったバンコクの中心街からは外れていますが、BTSの駅前ということを第一の条件に選びました。
駅前なのでセブンやイオンのマックスバリューのコンビニもあって便利です。
カフェも2軒ほどあります。
そして、部屋のオーナーさんもいい人そうな点が決め手になりました。
こういうタイプのコンドミニアムはバンコクにたくさんあります。
3.食事がおいしい!
タイ料理は安くてうまい!
私はパクチーがダメなのですが、タイ料理は大好きです。
タイ米のチャーハン、トムヤムクン、空芯菜炒め、プーパッポンカリー、カオマンガイなどなど美味しい食べものがいっぱいあります。
街中には屋台もたくさんあり、しかも安いのでローカルの食堂に抵抗が無い方は食事には困りません。
プー・パッ・ポン・カリーは病み付きになります。
カオマンガイは昼食におススメです。
トムヤムクンスープは毎日飲みたいレベルです。
いろいろあげたらキリがありませんが、タイ料理って日本人の口によく合います。
このクオリティでこの値段!っていう驚きの連続です。
日本料理もそろっている
タイ料理が安くてうまいと言ってもやっぱりたまには日本食が食べたくなります。
日本人が多く住んでいるBTSプロンポンやサラデーン駅には多くの日本料理屋さんがあります。
タイの大型ショッピングモールの中にも一風堂などのラーメンやココイチカレー、大戸屋、やよい軒、丸亀製麺所など日本食チェーンもかなり進出しているので日本食に困ることはほとんどありません。
タイ資本のフジレストランもほぼ日本の味付けと変わらずリーズナブルなお値段です。
ココイチ以外にもレトロな雰囲気のカレー屋さん青りんごもおすすめです。
とんこつラーメンも
パン屋も
とにかく日本食は豊富にあります。
何も心配いらないでしょう。
イタリアン、中華、韓国、インド料理もハイクオリティなお店が多い
イタリアンやインド料理なども十分日本で通用するようなお店が豊富にあります。
そして、日本に比べて安いのもうれしいです。
ByChefYipの飲茶はレベルが高いです。
小龍包やえび餃子は絶品です。
BTSクルントンブリのその名もずばりIndian Foodは料理が出てくるまで時間がかかるけど、最高です。
BTSスラサック近くのPasta Houseにはハマりました。
コストパフォーマンスが高いです。
バンコクの食のバラエティは日本に引けをとりません。
オシャレなカフェが多い!
バンコクのカフェってオーナーの個性がでているのか本当におしゃれなカフェが多いです。
そして、いつもアイスラテを頼むのですが、大体相場は50バーツ(150円)ととても安い!
バンコクに来てからごはんの後に新しいカフェを探してゆっくり本を読んだり、考え事をする時間を取るようになりました。ゆっくりと自分の時間を持てるって贅沢ですね。
BTSサラデーン駅前の若者でにぎわっているカフェや
シフォンケーキがおいしいカフェ
一日中居れそうなオシャレなカフェ
バンコクにはこんなレベルのカフェがいろいろあります。
東京にも負けないくらいのカフェの多さだと思います。
私の感覚だと東京のカフェより空間が広く、となりの人との間隔も広くゆったりしている個性的なお店ばかりなのでとても居心地がいいです。
おそらく、バンコクに来て毎日カフェに行きたくなるのはこういう理由だと思います。
東京のカフェはいつも混んでいてあまり行く気が起こりませんでした。
ほとんどのカフェがWifi完備でエアコンも効いているので、集中して作業するときにも活用しています。
4.買い物も便利!
タイはセブンの多さが半端ない
日本と違ってタイのコンビニはほとんどセブンです。
街を歩くといたるところにあるのでとても便利です。
おにぎりやビール、お菓子、フルーツなど日本のコンビニと同じくらいの品ぞろえがあります。
生活道具をそろえるならロータス
ロータスは、日本でいうところのイオンの位置づけです。
部屋を借りた時はベッドやテレビ、冷蔵庫など最低限の設備はあるのですが、枕やハンガー、食器類などこまごましたものは自分でそろえなければなりません。
特にこだわりがないのならロータスが激安でほとんどのものが揃います。
基本的は郊外にロータスは立地されているので車がないと行けませんが、BTSオーヌット駅前にあるのでそこで最低限の生活必需品を買いそろえました。
ただでさえタイの物価は安いですが、ロータスは本当に安くて驚きです。
日本の食材を買うならフジスーパー
お茶漬けとか納豆、日本のカップラーメンが食べたくなる時は、プロンポンのフジスーパーまで買い出しに出かけます。
日本のお惣菜や天ぷら、刺身など品揃えは日本のスーパーと変わりありませんが、割高感はあります。
タイで日本の商品が買えることができるだけありがたいです。
ダイソーもある
ダイソーも結構店舗を展開しています。
私の知っている限りでは、BTSサラデーン駅前に2店舗、クルントンブリにも1店舗あります。
タイローカル店では売っていない小物や掃除用品の消耗品はここでまとめ買いします。
BTSの駅前に巨大なショッピングモールが乱立
バンコクのBTS沿線の駅前には巨大なショッピングモールがあります。
こんなに多く作り過ぎじゃないかと思うくらいですが、どこも人がいっぱいです。
東京にも負けないくらいかっこいいモールも多くてバンコクのパワーを感じます。
5.生活費が安い!
このように、バンコクは衣・食・住で満足できる環境で買い物にも困らない場所ですが、驚くほど生活費は安いです。
1年間に掛かった生活費用をまとめてみました。
生活環境を整えるのにかかった費用
部屋を借りた時は、ベッド、マットレス、冷蔵庫、テレビ、机、ソファなどの最低限の設備はあったのですが、寝具や洗濯機、食器類をそろえる必要がありました。
とりあえず揃えたものリスト
- 東芝の洗濯機 → ロータスで一番安い6,690バーツ
- 枕、枕カバー → ロータスで数百バーツ
- マットレスカバー → ロータスで数百バーツ
- コップ、茶碗 → ロータスで数百バーツ
- ハンガー、洗濯ネット → ダイソーで数百バーツ
- コロコロ、クイックルワイパー、便器磨きなどの掃除用具 → ダイソーで数百バーツ
合計で8,000バーツもしなかったので、かなりお安く生活基盤を整えることができます。
タイの夜はとにかく暑いのでエアコンをつけっぱなしで寝ることがよくあります。
あまり体に良くなさそうなので、睡眠の質を上げるために日本に帰国したときに通気性の良いパジャマとニトリのひんやり布団を購入しました。
値段はそこそこしますが、満足度を考えると買ってよかったです。
バンコクの家賃・光熱費など月々の費用は
家賃 13,000バーツ/月
電気代 700バーツ/月
水道代 100バーツ/月
ネット代 640バーツ/月
計 14,440バーツ/月
コンドには都市ガスはないので、キッチンや給湯は電気になります。
電気は、日中や夜寝るときにエアコンつけっぱなしが多いです。
電気コンロはほとんど使いませんね。あとは、冷蔵庫でライト、ルーターで使うくらいです。
これで700バーツ、電気代が月約2,000円は格安です。
多いときでも900バーツを超えることはありませんでした。
日本だと、毎月1万円近くは支払っていました。
電気代は毎月請求書がコンドに送られてくるのでセブンで支払うことができます。便利です。
水道は食器洗い、洗面台・シャワーくらいしか使いませんが100バーツは激安です。
日本のペットボトル3本分の値段です。
水道代はコンドの事務所に現金で毎月支払いしていました。
ネット代もコンビニに請求書を持っていくと支払うことができます。
生活基盤の固定費が日本円で約4万3千円と日本では考えられないコストです。
東京に住んでいたときは、家賃が10万円を超えることは当たり前。
電気代とガス代だけで1万5千円は超えていました。
あと、水道代とネット代も考えると日本に住むコストって本当に高いと愕然としました。
食費は、ライフスタイルによりますね。
だいたい50%がローカル食堂で、20~30%はイタリアンや韓国料理、10%がコンビニ、10%が日本食って感じです。
日本食は帰国したとき食べればいいと思っているので、タイに居る時はあまり食べたいと思いません。
3食を妻とともにご飯を食べるのですが、平均すると朝は100~200バーツ、昼は200バーツ、夜は300バーツと700バーツも使わないと思います。
お酒は飲みませんが、食べたいものを気にせず食べて二人で700バーツ×30日=21,000バーツ(約6万3千円)ってところでしょうか?
カフェにもよく行きますが、カフェラテが1杯50バーツでケーキも安いので二人で行っても200バーツ前後です。
毎日どこかのカフェに出かけていました。
衣服は年中ポロシャツと短パン、サンダルでOKです。
私はユニクロのドライ仕様のポロシャツやアンダーウェアを日本で買いこんでタイに持っていきました。
冬物の衣類は単価が高いですが、夏物は安いのでとにかく衣類代がかかりません。
そして、ダウンやコート、長ズボンなどの冬物の衣類は必要ないのでクローゼットがものすごくスッキリしました。
コンドの借り方
日本人だとタイでコンドを借りるとなると仲介業者に頼まざるえないと思いますが、いろいろネットで探していると日系の不動産業者はちょっと手数料を乗せすぎかなと感じることが多いです。
タイだとオーナーに直接LINEでコンタクトを取って部屋の見学のアポイントを取るのが主流です。
しかし、タイ語でやりとりできないと難しいですね。
タイの物件情報サイトはRentHubがおすすめです。
英語表記もできるので探し出せると思います。
http://www.renthub.in.th/
私たちのコンドの探し方としては、まず物件を決めるときの優先度を決めることから始まります。
優先度は駅近、間取り、値段の順番です。
まずは、BTSの1日パスを買って一駅ずつ降りて周りを歩いて、駅の周辺環境を確かめました。
そして、RentHubで物件を検索して駅から近い物件はないか?間取りと相場を見ながらコンドに行って、見学可能なら部屋の中を見せてもらったりしました。
大規模なコンドの場合、1階に賃貸仲介業者が入っていて物件見学を受け付けている所もあります。
バンコク中心部だと古い物件が多い印象です。
新しく建て直されたコンドは駐在員向けのような豪華で割高な物件が多いです。
選んだBTSクルントンブリは、比較的新しくBTSが延伸された駅なので比較的新しめのコンドが多いです。
あとは、不動産デベロッパーから探すというのもありです。IDEOブランドが有名です。
条件に合ったコンドを見つけたら早速オーナーにLineで連絡して翌日見学させてもらいました。
そして、見学の場で気に入り決定。比較的きれいなのですぐにでも入居できるようですが、2週間後にしました。
入居までは妻の実家で居候をしていました。
ネット環境の手配
妻の実家が契約しているということでtrue onlineという業者にしました。
業者の手配は妻が直接コールセンターに電話しました。
工事日は指定できるので、翌日に作業員が取り付けてくれます。
設置工事の時間は30分もかかりませんでした。
プランはTrueonline internet 15M/1.5Mというプランで月々599バーツ+税金7%の計640バーツ(約1,920円)です。Youtubeも快適に見れるので十分です。
資金の準備
私は日本円の現金をタイに持っていきました。
両替レートは日本で両替するより、タイ現地で両替する方がお得です。
タイの配偶者ビザを取る時に、銀行口座に40万バーツ以上必要だったので、そのときは海外送金を行いました。
私の場合は楽天銀行で送金しました。
海外送金はやはり手間がかかるし手数料もかかるし、税務署にチェックされるらしいので(なにも悪いことはしていませんが)、できるなら現金持込の方がいいですね。
6.日本へも気軽に行ける
LCC+Airbnbで日本に帰るのが本当に気軽になりました。
今まではタイ航空でバンコク-関空間が片道5、6万円弱掛かっていたのですが、Airasiaだとエコノミーで2万円台の時期を探して移動しています。
東京、大阪間の新幹線より安いです。
スカイスキャナーというフライト運賃比較サイトで倍以上の価格差を初めて見た時は、衝撃でした。
日本の宿泊はAirbnbで探しました。
シーズンを外せば1カ月単位で格安で借りることも可能です。
私たちは、6月に1カ月ほど北海道を堪能しました。
大阪に用事があったので関空を経由したのですが、国内線はPeachを組み合わせると驚くほど安く移動できます。
バンコク → 「Airasia」 → 関空 → 「Peach」 → 新千歳
関空からバンコクへのAirasiaのフライトは深夜便しかないので、プレミアムフラットベッドがおススメです。
座席がフラットに近くなるので、快適に仮眠ができます。
荷物の預け入れのオプションも付くので荷物の量を気にしなくて済むのもうれしいです。
このコストパフォーマンスは最高です。
香港、台湾経由で帰っても面白い
もし時間に余裕があるのなら日本とバンコクのちょうど中間に位置している香港と台湾経由で帰ることもできます。
7.アジア旅行がもっと気軽に楽しめる!
LCC網が発達しているので、国内旅行するような感覚でアジアを旅することができます。
アジアは国によって民族も文化も言葉も料理も異なるので刺激的な旅をすることができます。
シンガポール
カンボジア
インドネシア
バンコクの衣食住は全然問題ありません。
国内旅行も海外旅行も格安で楽しめるなど充実したライフスタイルを実現することができる国です。
タイ移住デメリット
タイで住むデメリットももちろんあります。
タイ語がとっつきにくい
あいさつ程度のタイ語はすぐに覚えることができますが、タイ語で生活するレベルはハードルが高いです。
レストランや買い物する時も英語でなんとなく通じるので、タイ語をしゃべる機会を意識的につくらないとなかなかしゃべれるようになりません。
おすすめタイ語学校
東京でタイ語会話の先生をしていた妻のおすすめが、TPA School of Language and Cultureです。
数年前のデータになりますが、初級会話コース100時間で12,000バーツです。
時間は9:00~11:30で月曜から金曜のレッスンになります。
暑すぎる
日中の気候は、暑いというより灼熱になります。
日差しが強いので、日焼け対策は必須です。
レストランやカフェでは、エアコンがガンガン効いているので、温度差がカラダの負担になります。
公園や緑が少ない
バンコクの中心街は緑が少ないのが難点です。
BTSのアクセスがよく、散歩に行く公園は2つあります。
サラデーン駅近くのルンピニ公園はかなり大きな公園です。
池は白鳥のボートを楽しめます。
蚊が多い
一度、蚊に刺されてデング熱になってしまいました。
1週間ほど高熱が続きましたが、熱が引いたので安心。
ちょうど同じ時期にデング熱で亡くなったタイの人気俳優のニュースを聞いていたのでちょっとビビってました。
それ以来、虫よけスプレーを常備し、出かける前は常に吹きかけるようにしています。
コンドの質が日本に比べれば低い
コンドは住む分には問題ないですが、日本に比べるとやはり作りが粗いです。
使い勝手が良くない部分もあるので、生活スタイルをイメージしてしっかり吟味しましょう。
バンコクで生活ができるか週末視察に行きましょう!
もし、ここまで記事を読んでタイに住んでみたいという気持ちになったら、まずはタイに旅行してみましょう。
羽田から1泊2日のプラン
旅行と住むのは全然違うので、本当にバンコクに住むことができるのかという視点でバンコクに行きましょう。
ホテルはホテルズコンバインドというサービスで、ブッキングドットコムやエクスペディア、ホテルズドットコム、agodaなど世界のホテル予約サイトを検索して、ホテルの料金を比較できる優れたサービスです。
フライトはスカイスキャナーというサービスで格安航空券を検索してみましょう。
日本とタイの両方に拠点を持つライフスタイル
いきなり日本の環境を整理して完全に海外へ移住するのはハードルが高いですが、タイは家賃が安いので追加で借りてしまうということもできちゃいます。
まずは2拠点暮らしをしてバンコクで生活ができるのかじっくり確かめることが失敗しないポイントです。
住まいを2拠点持っていると住んでいない期間は家賃がもったいないと感じます。
今は、Airbnbがあるので空いている部屋を貸し出して稼ぐことも可能です。
宿泊者用にうまくカスタマイズして評価をためていけば家賃代くらいはすぐに元がとれるでしょう。
タイ語を勉強してタイ人の観光客にも対応できる部屋を作ったら強みになるでしょう。
タイ人の訪日者数はビザの緩和もあり伸びていますが、日本ではほとんど対応できていないと感じているので、チャンスは大いにあると思います。
そして、タイのコンドは日本人向けにカスタマイズするといいでしょう。
冬だけタイ移住
日本の冬を飛び出して南国の地に行くときほど解放感を感じることはありません。
これだけでもタイでコンドを借りておく価値はあります。
花粉の季節だけタイ移住
3月から5月は花粉症で仕事の生産性が落ちるという方は、この時だけ移住するのは全然ありです。
日本とタイのそれぞれのいい季節に住むというのは年中アクティブに活動できるのでオススメです。
タイでの仕事
タイの生活コストは安いですが、稼ぐ方法は今の時代はいろいろありますね。
サラリーマンで働く
サラリーマンをやりながらタイに移住するには、選択肢は2つしかありません。
駐在員として住むか、現地採用で働くかです。
駐在員で働く場合、まず働いている会社がタイに進出しているかどうかがポイントです。
その海外事業が成長していて会社として重点的に投資していないといけません。
そして、ビジネススキルと英語でコミュニケーションできる能力が求められます。
これはなかなかハードルが高いパスです。
現地採用で働く場合、タイの日系企業が現地採用を募集しているのでチェックしてみてください。
タイには自動車を中心として工業地帯があるので募集は結構あります。
しかし、バンコクから外れているのでタイライフを満喫したいならあまりおすすめしません。
バンコク中心部となると商社やメーカー、ITサービス系企業の営業職が主な求人です。
ただし、給料水準はかなり低いことを覚悟しなければなりません。
はじめて海外で働くなら最低限の収入を確保して日本人の知り合いもできるのでおすすめです。
フリーで働く
昔は働いて給料をもらうという選択肢しかありませんでしたが、今はネットを使って一人でも多様なビジネスを展開できます。
もしフリーで働けるだけの力をつけたならタイに限らず世界中どこでもパソコンさえあれば仕事ができます。
便利な世の中になりました。
私もフリーで稼ぐ力をつけるためにがんばっています。
ネット仕事をしたり、発注できるクラウドソーシングという働き方が伸びています。
単純なアンケートの作業から、記事の執筆、ロゴマークのデザイン、サイト構築などネットで完結する仕事の依頼がネットで公開されています。
20万以上稼いでいる方もいるので、本気でやればタイで暮らすには十分なお金を稼ぐことができます。
サービスとしては、ランサーズ、クラウドワークスが有名でシステムもしっかりしています。
アフィリエイトで稼ぐ。
アフィリエイトを単純に説明すると自分のサイトやブログに広告を張り付け、訪問者がクリックして商品を購入すると商品代金の一部が収入になるという仕組みです。
たとえば、タイの旅行ブログを作って航空券やホテルの広告を貼り付け、訪問者がクリックして稼ぐことも可能になります。
もちろん旅行だけではなく、サプリや学校の資料請求などいろんなジャンルがあるので稼げて得意な分野のサイトを作ることがポイントです。
すぐには稼ぐことができないので、最初のうちはアフィリエイト1本でいくことはできませんが、アクセスが集まり一定の広告クリック数が上がってくるようになると何もしなくてもお金が振り込まれる状態になります。
まさに金持ち父さんに出ている不労所得と言うものです。
起業する
サラリーマンでダメな上司にこき使われるのもしゃくだし、かといってフリーで小さいビジネスだともの足りないなら思い切って起業するのはアリだと思います。
タイ国内向けのビジネスを展開することもできるし、そこからアジアに拡大することも可能です。
日本人であるメリットを活かして日本とタイの架け橋になるようなビジネスを立ち上げるのも夢があります。
旅行業界は追い風です。
世界の中間層の拡大とLCC網の発達によって世界的にも旅行者数は増加すると見込まれています。
タイも日本も観光地としては非常に魅力的なコンテンツがあるので、旅行者が観光しやすくするためのサービスを展開するのはチャンスがあると思います。
また、タイ人は日本が好きだしビザの緩和で観光客数も伸びています。
日本人もアジアの最大の旅行先はタイです。面白いビジネスがいろいろとできそうです。
ネットショップも世界中どこにいても運営できるようになりました。
たとえば、タイで安く仕入れられるが日本で高く売れるような商材を見つけてネットショップを展開することもできます。
国際郵便になりますが、日本国内向けの配送料とあまり変わりません。
ただ、配送日数が10日前後かかることがネックになります。
同時にタイの富裕層を狙った日本の商材をタイに紹介するビジネスも考えられます。
タイと日本を行き来することで、お金を稼ぐこともできます。
私は、今ネットショップに注力しています。
投資で稼ぐ
一番手っ取り早く稼ぐ方法と言ったらトレードが思い浮かびます。
タイに行く前にバックアップとしていくつかの証券会社を開設しておくといいと思います。
FXは私もやっていますが、トレードで一番とっつきやすいのはFXです。
勝つために必要なのはチャートを読む力なので、どこにいてもできますしスマホでも取引することが可能です。
気軽さがFXの魅力ですが、勝つためにはトレードに関する勉強と少額資本での多くの取引経験が必要です。
株式もトレードスタイルによってはチャートのみでの取引が可能ですが、大きな利益を上げるためにはしっかりした企業分析と長期スパンでの株式保有です。
資産を増やすには最適ですが、日々の生活費を稼ぐ目的としては向いていないかもしれません。
不動産投資をしていると金持ちの仲間入りした気になります。
毎月の家賃収入(不労所得)でタイの生活を楽しめたらこんなに幸せなことはありません。
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